春なのに…、

社会経済生産性本部によると、今年の新入社員の特徴は『ブログ型』なんですって、わかったようで、わからない。それより、『IT型』か、『Web2.0型』で分類した方がいいんじゃあないの…。余計、わからなくなるかもしれませんなぁ…。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/news/20060329ddm008020073000c.html

ロボットの目

今日のエントリーで下記のURLがリンクされていたので、なんだろろうなぁ…、とクリックしたら、何と、ライブドアのファイナンスであった。ロボット検索だと思うが、投資情報では様々な情報を集めるのですね、ノイズであっても何らかの参照になる。グーグルの世界戦略はそういうことなんでしょうが、文字テキストならともかく、画像、音となるとロボット検索は人間の目にまだまだ追いつかないでしょうね。それにしてもこの僕の【老人編】考え続ける悦楽がファィナンスの情報として拾われるとは驚きです。『風の旅人』は二部上場を果たしていますから、本文に「ユーラシア旅行社」と書き込むとロボットの目が自動キャッチするのでしょう。でも、おかげでユーラシア旅行社の情報を一覧として拝見することが出来ました。本業は好調を維持している。雑誌の方も19号が発刊されました。まだ、購入していないので、これから本屋を覗こうかな…。

いまだに持続しているのだなぁ…、

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 長崎俊一監督の『闇打つ心臓』ミクシィ保坂和志コミュニティで話題になっているのですが、今日の夜、渋谷のシネ・アミューズでオールナイトイベントがあるのですね。まあ、遠くて行けませんが、保坂さんのHPでエッセー『長崎俊一のこと』という記事がアップされている。
 その中で内藤剛志のことも書いているのですが、夕食の食材の買い物の帰りにブックオフを覗いたら、百五円コーナーに内藤剛志著『ないとう流』なる本があった。そこで、長崎俊一との出会いのくだりを立ち読みしたら、8mm映画『貘をぶっ殺せ』のエピソードが書いてある。主役の内藤剛志(プロデューサー兼任)はチンピラ役で舞台は横須賀どぶ板通り、当日、監督の長崎俊一も、内藤剛志も撮影初日、緊張のあまり下痢に襲われたという。
 出演者はほとんど日芸の面々なのに何故か一人早稲田の学生がいた。保坂和志である。監督と高校の同級生であるし、高校時代にカメラマンが樫村晴香で8mm映画を撮っているとのこと。もっぱら俳優に専念は保坂和志というわけだったのですが、内藤剛志が現れ彼が長崎俊一の映画に欠かせない俳優となる。そこまでは知っていましたが、果たして保坂さんはどんな役をこなしたのかと、想像していたのですが、本書に書いていました。

やっと腹の具合が治まったプロデューサー兼出演俳優が、公衆トイレから姿を現すと、間もなくファーストシーンの撮影がスタートした。チンピラが、横須賀市内にある歓楽街、通称どぶ板通りに女を探しにやってくるという筋書きだ。保坂扮する男がチンピラに近づいてくる。「よお、金くれよー」。チンピラは、「うるせー」と、男を突き飛ばす。ー(43頁)ー

 思わず、笑ってしまいこの本を買いました、ワンコイン+五円です。
 しかし、この映画は日芸でゲリラ的な上映をされたのですが、学校側が文句を言うのであればいざ知らず、映画学科の先輩達が殴り込みをしてくる。長崎の眼鏡が床に落ち、割れた。

 数十秒が流れただろうか。長崎は床に落ちた眼鏡を一瞥した後、相手に向かって静かな口調で言った。/「わかりました。僕たちがルール違反をしたことは確かです」/長崎は知性的かつ理性的な男なのだ。だが、言葉は続いた。/「だけど、眼鏡を割られたことについては別の話であり、自分は感情的にならせていただきます」/長崎はそう言い終えると、拳を相手の顔面にたたきつけた。その瞬間を待ち構えていた僕も、違う男に殴りかかる。そして乱闘状態に……。(49頁)

『闇打つ心臓』を見たくなりますね。