プロジェクト科目制とは?

 今日の毎日新聞の一面で面白い記事がありました。同志社大学が市民から「学生に教えたい科目」を公募、実際に講師として授業をしてもらうのです。「プロジェクト科目制度」で、従来は大学教員のネットワークで講師を探すのが一般的でしたが、完全な公募制なのです。大学教員による座学中心の授業に加え、実践型、参加型の授業をねらったもので、詳細はこちらのHPで拝見してもらうとして、これから大学生の数が少なくなる状況で教員になることを待機しているドクターコースの人たちにとって、大学教員への道はより狭くなるのでしょうか。同志社大の完全公募は国内初らしい。締め切りは1月14日。大学のプロジェクト科目運営委が審議して、四月から全学部で15科目程度を開講する予定。講師は大学の非常勤講師の資格と給与が与えられ、春、秋の学期ごとに上限20万円の授業運営費が用意され、授業内容は大学のホームページで公開される。テーマが明確なら応募資格に制限はないみたい。但し、大学の専任教員一人がアドバイザーとして付くことが条件になる。
 かような授業は小学校、中学校段階で行うということはどうであろうか、NHKで『課外授業 ようこそ先輩』という結構、楽しみにしている番組があるのですが、地域性を生かした通年の課外授業があってもいいですね。ただ、現場の教員とのすり合わせが難しいでしょうね。

ああ息子

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