有史以来の労働

 檀原さんという方が「ヨコハマメリー」さんをテーマにしたブログを始めたとのコメントがありましたので、紹介します。僕もこのブログでメリーさんについて色々書いていたから案内が来たのでしょう。しかし、メリーさんのお仕事も「額に汗しない労働」だったかもしれないが、近代資本主義制以前から切れ目なくあったし、これからもあり続けるのでしょうねぇ。
 メリーさんを詩った田村隆一の詩が紹介されている。氷河そのもののメリーさん、なんだって、成る程、白塗りだもんねぇ。
 こちらのブログから一部引用します。(「港のマリー」(文芸誌「海」1982年3月号より )

[…]/厚化粧をしたマリーの顔には/無数の皺が刻みつけられている/まるで宇宙衛星から撮影した地球の/氷河のようだ/彼女の氷河期は/日本の敗戦からはじまった/銀座の服部時計店のまえに立ってから/ヨコハマ ヨコスカ/日本のなかのアメリカで生きてきた/[…]