コスメ時代/女子力とは/ユニクロさかえて


まっちゃんさんの記事を読んで、張り付いていた「真矢みき 石鹸のCM 茶のしずく 悠香」の動画を見たのですが、ちょうど、松岡正剛『千夜千冊』で、米澤泉のコスメの時代「私遊び」の現代文化論を読んだところでしたので、気分はコスメモードにちょいとなっていたのです。
どうやら、《コスメフリークには3つの基本化粧行為があって、それは「読む」「書く」「語る」というものであるということだ。/えっ、化粧品のリテラシー? そうなのだ。膨大な化粧品のなかから自分にあったものを読む。その化粧品を自分の顔に書く。そしてその使用感を語りあう。これが化粧の「読み・書き・語り」のリテラシーであるらしい。とくにコスメフリークは化粧行為を語りたくなるようで、ネットにはそういう書きこみがずいぶんあるんだという。》成る程ね。
そういうコスメ時代が背景にあって、最近はてな村で話題になった「女子力」を上げるしかなかった自分について(追記:http://anond.hatelabo.jp/20090915182600)の記事をも読むべきなんでしょうかねぇ。
ジェンダーの問題も絡んで色々と考えるところがありました。言われてみないと分からないところがある。男にとっては…。
こんな風に語ってくれると、そうかと腑に落ちるところがあります。ネットだから書けるところがあるのかも知れない。
それはそうと、松岡さんの記事にもユニクロが言及されているが、確かに池田信夫が批判しているように『文藝春秋』に掲載されている浜矩子の「ユニクロ栄えて国滅ぶ」の論考は、同志社の公開講座で話した内容と大意は殆ど変わらなかったが、価格破壊についての話やユニクロの話はなかったですねぇ。この文春の論考は浜さんらしからぬ悪意を感じる。どうもタイトルが安直です。
とにかく、こここまで池田さんにくそみそに言われたからには浜さん自身で反論して欲しいですね。
浜さんはとてもお洒落な人です。ユニクロでもお洒落ができます。むしろ、ユニクロアイテムは色んな組合せが気軽に出来て楽しい。
と言ってもユニクロは僕にとって贅沢でめったに買いません。