京都府立図書館/廃棄本

PR誌『茶の間』の京都府立図書館のカラフルな記事を見ていたら、
もう随分お邪魔していないなぁと、又行きたくなった。
このあたり(左京区岡崎)は京都では大好きなスポットゾーンの一つで
交通のアクセスも良く、良く行っていたのに、いつの間にか、
京阪神の神仏霊場めぐりがメインになったためか、
ご無沙汰になっていた。(平安神宮の納経は済んでいますから)
記事によると、府立図書館は一度収めた本を廃棄しないとのこと。
地元の図書館では結構「廃棄本」が出てときには頂戴するのですが、
そう言えば、府立図書館でいわゆる「リサイクル本」の棚なり、イベント開催を見たことがないですねぇ。
そもそも、キャパが大きいのでしょうか、
現在の蔵書数は110万冊とのこと。
遠くへゆくことはつねに反歴史的であり、一処に定住して古くなってゆくことは一本の木ほどに歴史的である。ー「歴史」「幸福論」寺山修司
震災・空襲にも遭わなかった京都は溜め込んで増殖するばかりなのでしょうか?
まあ、メタボ的負の遺産を時には、剪定するのも必要かもしれないが、何が「悪玉」「善玉」かは難しい問題です。
昨日の夕方6時から教育テレビでマイケル・サンデル教授の「正義の講座」が放映されたが、テレビ局とタイアップして、日本のどこかの大学でもかような発信をして欲しいねぇ。