関島秀樹♪生きたらよか


退院して、寄贈する本やCDを持ってエル・ライブラリーに行き、特別展示の「三池闘争から50年」を覗いたら少しの間、留守番の役のボランティアになってしまった。
ちょうど、小冊子『異風者からの通信』のバックナンバーが陳列されていたので、何の気なしに読んでいると弟32号(2010年3月1日発行)の編集後記を見て偶然懐かしい名前を発見した。

◆最近、熊本県荒尾市出身のシンガーソングライター関島秀樹さん(滋賀県大津市在住)が、同ふるさとからの依頼により、三池炭鉱へ贈る応援ソング「未来へのおくりもの〜世界遺産をめざす万田抗へ捧ぐ」として、CDを出した。その歌詞一番では「今ここに 偶然に 生きている訳じゃない 目に見えぬ人々たちの命が繋がっているから」と歌い、二番では「子供たちがいつの日か この町を離れても 胸を張って話して欲しい 僕たちの故郷のことを」と歌う。関島さんはそんなふるさとに感ずることがあるという。三池の人たちが本当にまだ仲良くなれていないことを。同音楽CDは、そんな故郷に対する関島さんからのメッセージであると思う。なお、同CDに関する問い合わせは、荒尾市役所(電話0968−63−1421)

youtubeで検索したら、関島さんの「生きたらよか」がヒットしたのでアップしました。
この歌いいねぇ♪
「特別展示 三池争議から50年」、バージョンアップしました! - エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)

エル・ライブラリーで、スタッフ女史が黒岩比佐子の『パンとペン』の巻末に収載されている膨大な参考資料を見ながら、「エル・ライブラリーに殆どあるよ。ここで資料を参照出来る。」そういうことなので、本書を読んで資料本まで手を延ばしたい方は当図書館に足を運んだらいいかも。それはそうと猫先生がブログで『パンとペン』について書いている。明晰さを要請する猫先生らしい辛口コメントですねぇ。*1でもねぇ、抗癌剤も血液病でなくとも、効いている人が沢山いますよ。逆に血液病(白血病)なのにそれだけの選択肢がないけれど、なかなか効きが悪い場合もある。揺らぎとあやふやな効きであることは通常の臓器癌であれ、血液癌であれ、そんなに確率として差違はないでしょう。傾向として、抗癌剤は血液癌との意味は他の選択肢、手術とか放射線とかがないから、抗癌剤は血液(白血病)のためにあるみたいな視野狭窄になるのでしょうか、兎に角、他の癌でも抗癌剤は効きます。30%の確率かもしれないけれど、例えばパチンコのスーパーリーチの確率と同じで希望が期待できる予感のリーチがかかるわけ。それでいいのではないか。
まあ、望むらくは50%以上の確率が欲しいけれど、30%ならプラセボ効果とそんなにかわりない。僕は抗癌剤の効果を30%〜50%なら御の字だと思っている。今回で五回目だけど、いまのところ順調にマーカーが下がっている。問題は転移でしょう。転移を防ぐ効果を抗癌剤に一番期待しているわけ。そもそも、僕の場合、十年前の発症の段階で、リンパ節転移が発見されて、D-1のステージだったのに、十年以上の延命を勝ち取ったことは大成功の治療だったと思う。