所長の謝罪動画/翼/侍とキリスト

id:okatakeさん経由で石川セリ武満徹を♪2011-08-18 - okatakeの日記


【動画で見る】
犯人捜しをするべきか?
http://d.hatena.ne.jp/shohoji/20110817/1313562448
本日の毎日新聞の余禄から

大震災と国際社会の励ましで、私たちは地球という卵の殻の上に立つ共同体の絆を改めて知った。つながる世界。「日本橋下の水はテムズ河に通じ、江戸っ子の吸う空気は、パリジェンヌの吐き出した息である」(宮崎市定「東洋的近世」中央公論新社

今日も清岡卓行の「マロニエの花が言った」を読んでいるが藤田嗣治は結局、日本を離れた。
「犯人捜しをしない共同体であるけれど村八分する共同体も困る。

菅直人は余禄によると退陣後に原発関連本に混じって「侍とキリスト」を読むつもりだと言う。
コメントで教わったてるてるさんより紹介の朝日新聞夕刊(異議あり8月12日)に掲載の「菅首相を哲学する学者」(國分功一郎)を読む。確かに近代の政治哲学は立法権の話ばかりしてきたのは否めない。
老母とテレビでニュース番組をみながら結構やりとりすることで僕がすぐに「法律、法律…」って言うと怒るのです。
「お上がちゃんとやって欲しい」みたいなことを言うからわざと、民主主義においては結局は「われわれ一人一人がちゃんと考えなくてはいけないお任せはダメ」と火をつけるとカッカする。法律でもって政治は動く。法律は国会で作られる。国会を構成する議員を選挙で選ぶ。そんな初等教育を教示すると余計に老母は怒る。
法律、システムではなくて「属人的」に問題解決をしてもらいたいわけです。

 ――立法権、つまり議会に民意をどのように反映させるか。これは重要でしょう。
 「もちろんそうです。しかし立法権ばかりが注目されたために、ないがしろにされてきた領域がある。私たちが生活している中で最も身近な行政権力です。市が保育園を作る。県が道路を造る。私たちの生活に直結しています」
 「しかし行政権の執行に対し、私たちにはまったく参加の機会がありません。何らかの拘束力をもたないパブリックコメントをたまに出せる程度です。民主主義と言うなら、行政権に市民が公式に関われる制度をきちんとつくっていくべきではないでしょうか。 

 管さんにはそんなシステムを構築する「哲学」がある。
 パブリックコメントと言えば僕もニ三、出したことがあるけれど、もっとメディアが関心を持ってパフォーマンスすればいいと思う。「読者の広場」のような「パブリックコメントの広場」のネット版で行政機関にアクセスクリックして表示させるとか、そんな工夫があってもいいねぇ。もちろん、個人情報保護法の問題があるけれど。

 ――菅さんの政治姿勢には共感できませんが、ここで冒頭の制度重視の発想につながるわけですね。
 「そうです。菅さんが退陣するにしても、民主党には制度を重視する立場は継承して欲しいと思います。また、今の民主主義の形は絶対なものではありません。いまこそこれまでに哲学者たちが考えてきた様々な政治体制の可能性を検討してみるべきです」

 詳細は朝日新聞の記事をご覧ください。
 昨夜に続いてビデオニュースドットコムを視聴。
 長時間なので視聴するのが大変。僕のように可処分時間が多くても本を読んだり、家事、パソコンと一日が本当に短い。
 見たいテレビ、映画もなかなか見れない。どうしても最優先が「読書」になります。一番時間を食うけれど疲れない。横になることができますからねぇ。一時停止が簡単。動画も簡便。頻尿とコラボ出来るわけw。


児玉先生の熱い語りは聴かせる。「現行制度では子供や妊婦を被曝から守ることができない注目の児玉龍彦東京大学教授が記者会見」
http://www.videonews.com/charged/press-club/0804/002020.php