良くわかるレポです。


正月号「ひらかた」市の広報誌を読んでいたら巻頭でCCCのCEO増田宗昭さんと市長の竹内脩が対談している。
市長も代官山のオープンに出かけたんですねぇ。代官山の店舗について色々交歓しているが、市長は枚方市の再整備についてのヒントを模索している中で代官山TSUTAYA店がなんらかの刺激を与えてくれたのでしょうか?
《増田 森の中の図書館をイメージして、カフェや書店、専門店、あらゆる種類の映画や音楽をとりそろえました。ここに来れば聴けない音楽はない、観られない映画はない、読みたい本が見つかる。いわば大人のための文化の森なんです。/増田 いわゆる「団塊の世代」を中心とした50代〜60代の人たちを、私は「プレミアエイジ」と呼んでいます。自分のライフスタイルを創り出すことに積極的で、定年後の生活を決して余生とは位置づけない世代。こうした人たちに、まちづくりに積極的に参加してもらう仕組みつくりが大切だと思っています。/市長 プレミアエイジが何を求めているか、しっかりつかむことが大切ですね。増田 60代以上は「健康」「楽しむ」「お金を稼ぐ」「気に入った物を手に入れる」、この4つがキーワードになると思います。市長 健康で、社会貢献やスポーツ・文化芸術活動などを通して一人一人が自己実現できる。そんなまちが、いつまでも生き生きと楽しく暮らせるまちの姿なんでしょうね。増田 枚方には東京や大阪といった都心にはない魅力があります。淀川の自然や歴史的な遺産、ひらかたパークくずはモール…。プレミアエイジはもちろん、若い人にとっての価値を満たす要素もたくさんあるじゃないですか。子どもを産み、育てたくなる環境も整えて、日本で一番住みたいと思われるまちを目指してほしいなあ。》
ところで小田光雄さんの出版状況クロニクルが更新されましたが、代官山についての記事がアップされていた。実際の店舗の賑わいはどうなんだろう?コンセプトはいい、でも実際の営業状態を知りたいですねぇ。

6.CCCによる大型プロジェクト代官山蔦屋書店が、旧山手通り3棟1200坪の売場面積に14万点を揃え、12月5日オープン。

[代官山蔦屋書店の開店に関して、店内に設けられた雑誌バックナンバー展示をめぐるiPad 閲覧サービスが問題となり、それが先行して、開店売上状況などについての報道がまったくなされていない。CCCの鳴り物入りプロジェクトであったはずなのに、どうしてなのだろうか。
取次のMPDは中間決算で、売上高1018億円、前年比1.7%増、純利益6億円、前年比43%増を発表しているが、日販やMPDにとっても代官山蔦屋書店は大型複合店プロジェクトとして試金石であり、これからのレンタルの行方を占うモニター店にも位置づけられるはずだ。
それゆえにCCCにとってもMPDにとっても、この開店は極めて重要であると考えられるのだが、かえって情報の少なさが気にかかる。どなたか詳細なウォッチングを試みてほしい]

書肆紅屋さんのような肌理の細かいレポを聞きたいですねぇ。
樟葉駅前のモール街で新年号「ビッグイシュー」を購入。寒かったですが販売員のNさんは、朝11時から夜9時まで立っているとのこと。大変だぁ。http://www.bigissue.jp/