カフカ式練習帳
- 作者: 保坂和志
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/04/18
- メディア: 単行本
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そのセレクトされた棚にビックリすることが多い。
すぐ近くのモール街のビルの階上にヴィレッジバンガードもあって、
保坂和志の本が定番のように陳列されていることもあるが、
このエキナカ書店に「カフカ式練習帳」がメンチンされていた。
◆http://mainichi.jp/feature/news/20120514dde018040044000c.html
毎日僕は保坂和志&がぶんさんのHPを訪問し掲示保板をロムする日課になっているが、
今度、初めて小説を書いた若い人(多分?)が度胸があると言うか、
掲示保板に自分の小説を長々とアップした。
http://snow.advenbbs.net/bbs/gabugabu.htm
彼はストーリーを骨格に置いた小説を読むことが出来ず音楽が一番好きで、小説嫌いだったのに、
保坂さんのいわば「小説の自由」などを読んで空間を自在に駆け巡る小説を思わず書いてしまい、
ひょっとしたら保坂さんの目に留まるかなあ?と思って
掲示板にダイレクトにアップしたのです。
ある面、前もって了承をとらないで度胸で無礼な振る舞いをしたのですが、
意外や意外、保坂さんを始めみんさんの評判が良い。
まあ、東野圭吾の医療ミステリーとは真逆の小説ですがねぇ。
「使命と魂のリミット」を昨夜読了。
今度は久坂部羊の『破裂』を読み始める。
年取ると、こんな医療ミステリーでクリシェで楽しみたくなるのでしょう。
若い人は『カフカ式練習帳』で「小説の自由」を味わって下さい。
僕は自由よりは病院でぬくぬくと安心・安全で管理してもらいたい弱さがあるねぇ。
それを否定しない。明日は入院です。
とうとうオッシコが殆ど全部、失禁パンツに垂れ流し。
目とOH!チンチンと益々劣化が進行している。
自由を旗印にして宇宙を駆け巡る武者、ナイト達が羨ましい。
小説家も音楽家も「強者」ではある。
- 作者: 久坂部羊
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2004/11
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自由とは、結局国家が支配すべきものであり、それ以外の自由などあろうはずもなく、権力が押しつけてくる不自由を自由と信じこんでありがたく押しいただいていれさえすれば、万事まるくおさまるに違いない。
http://ameblo.jp/maruyamakanji/
- 作者: 丸山健二
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/05/11
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- 作者: 丸山健二
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/05/11
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それが小説家の拠り所でしょう。
でも現在活躍している小説家の殆どは予定調和の社会人であることを拠り所にしている。僕らと同じ目線の生活人。
まあ、高い目線で説教しがちな文化人という名の小説家よりは好感は持てるけれどねぇ。