攻撃的治療

内視鏡による前立腺を削り取ったり、
経皮的腎瘻造設とか、
まあ、メインテーマではないけれど、
老人性白内障の手術をしたり、
毎月、入退院を繰り返し、
眼だけは良く見えるようになったが、
肝心のメインのQOLは下がってしまった。
抗がん剤もしかり、再燃、再発後において、
攻撃的治療はリスクが高い。
ハイリスク・ローリタン
弟がやってきて、最新のアメリ前立腺癌の最新の情報で「治療しても、治療しなくても生存率は殆ど変らない、PSAの数値もあてにならないとの知見が公表された」とのこと。
まあねぇ、こういうことは散々言われて説得力があり、僕自身もそうだろうなぁと思っても、
患者として当事者になると、主治医の「熱意?」にも押されて、攻撃的治療w選択してしまう。
まあ、その方が医学界全体としての教育的効果もある。
手術のたびに主治医と研修医との師弟のやりとりを聴きながら、そんな内田樹先生風の「教育」について徒然に考えた。
結構な教育的資料としての患者。
http://www.urol.or.jp/shimin_iryo/america_prophylactic.html