旅をするアサギマダラチョウ
NHKのクローズアップ現代をみていたら『2000キロを旅するチョウの謎』というタイトルでアサギマダラ蝶が紹介されていた。この蝶なら昨日の暑い昼間、自宅の小さな庭の木槿に羽根を揃えて止まっていました。暫くその美しい模様に目を奪われていたのですが、何の蝶なのかと気になっていたのです。今日のテレビ番組で確認出来ましたね、間違いないですよ、ゲストの柳生博も孫たちと一緒に蝶の羽根にマーキングする愉しみを語っていましたが、その習性は未知の部分が多いのですが、地球温暖化の影響か日本列島を飛来するデータがどんどん増えて、その謎が少しずつ解明されはじめたみたいです。
どうやら渡り鳥のような習性もあるみたい、ということは、昨日、お目にかかったアサギマダラ(多分?)蝶は、その子どもかも知れないが、庭の木槿に来年とまりに来てくれるかもしれない。そうなれば、いいですね、グーグル検索したら、『アサギマダラを調べる会』なんてある。事務局は近くではないか…。蝶に託した夢を見るのもいいですね。
「街的」本屋さん
「街的」ということ――お好み焼き屋は街の学校だ (講談社現代新書)
- 作者: 江弘毅
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/08/18
- メディア: 新書
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強者は年収300万円以上ですか…、僕は問題なく弱者のカテゴリーですが、どうもそんな意識はない、僕より何倍、何十倍もの収入がある人に偶に会っても気後れしないどころか、消耗して疲れているなぁと同情してしまう。どうも、こちらの方が強者の気分になってしまうのだから、世話がない。
ところで、僕はこの夏休みの計画では「出版 /流通」に関するレポートを書く予定でしたが、もうダメだなぁ、少なくともこちらの方が当事者意識を持って書くことが出来ます。
ウラゲツさん経由で知ったのですが、『日書連の懸賞論文<私の書店論>』の締切が今月末なんですね、一読者の立場で応募しようと思っていたのですが、もう時間がない。あきらめました。
bk1の近刊予約で田口久美子の『書店繁盛記』が紹介されているが、ポプラピーチでウェブアップされたものでしょうね、しかし、往来堂日誌を読むと、田口さんのところとか、かっての今泉さんが店長をやっていた池袋リブロのような、曼陀羅というか、文脈と言うか、とにかく「棚の思想」でマッピングする方式は街の本屋さんでは、時間とコストがかかるということでしょうね、
大型店はますます「巨大に」というひとつのモデルを設定して各社それに邁進していますが、街の小さな店はまだ新しいモデルを見出せないでいます。
結婚式の行き車中で、往来堂さんを始め色々な人が紹介している講談社現代新書の『「街的」ということ』を読み始めましたが面白いですね、『ミーツ』の前編集長が書いたものですが、『ミーツ』のようなコンセプトを生かした街の本屋さんのデザインで何か書けそうな気がしますが、もう時間がない、応募するとかしないとか関係なくゆっくりと、<僕の書店論>を書いてみたいです。
下で連日やりとりした文脈で言えば、80年代リブロ池袋店のような読者共同体が縮んだ状況から、それでもメガ書店、アマゾンコムが「ロングテール」の販促で、縮んだマーケットでも寄せ集めれば膨大な点数の集積で売り上げを伸ばす手品が出来る(業界全体の売り上げが下がっていても)。
そうすると、街の小さな本屋さんは、別の読者共同体に接続する思案が要請される。多分、それが宮田さんや、赤木さん達がいう閉ざされた読者共同体から「外」へのムーブメントとしての読者共同体でしょうが、結局それは点としてのベストセラーを中心とした商品構成にならざるを得ないでしょう。
まあ、僕としてはセレクトショップ、穴ぼこショップで街の本屋さんはいいのではないかと思う。セレクトショップが街として軒を連ねた「神田村」のような書店街を関西に登場させるのは無理でしょう。恵文社一乗寺店とか三月書房のように個別店がそれぞれ強烈な色を出すしかないのでしょうね。
参照:http://d.hatena.ne.jp/serohan/20060822#p1
ついに1位!! - 編集集団140Bの日記