2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

絵が生きている

『モジリアーニと妻ジャンヌの物語展 』(2007年8月29日(水)−9月24日(月・祝)大丸ミュージアム・梅田 )を観ました。モジリアーニーの絵がこんなにも生々しいものかと予想外の驚きがありました。別段、妻ジャンヌとの生々しい物語が背景にあるというわけ…

ビジネス/文化/アート

葉っぱ絵入門 ― 見て、作って、贈って楽しむ葉っぱひとつの簡単アート作者: 赤崎一雄出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/03/17メディア: 大型本この商品を含むブログ (1件) を見る追記:現代美術・現代音楽は「自由」というキーワードであっても、あ…

テロより怖い「野宿・難民・医療問題」

ルポ 最底辺―不安定就労と野宿 (ちくま新書)作者: 生田武志出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/08メディア: 新書購入: 17人 クリック: 171回この商品を含むブログ (87件) を見る ◆久しぶりにbk1投稿書評をアップしました。『一体、どこが、美しい国な…

ニート?

ニート作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/10/29メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (180件) を見る 昨日、映画『天然コケッコー』を見る前にホールの前の本屋で、後藤和智氏がエントリーしている『俗流若者論ケースファ…

ジョゼ虎と天然コケッコー

映画『天然コケッコー』を地元の映画館で見ました。マイミクさんが、この映画について、『ジョゼと虎と魚たち』が好きな人は見た方がいいよ、だけではなく、とても素敵なエントリーを書いているもんだから、見たくなったのです。 脚本は渡辺あやなんですね、…

美しい国であるどころか、支援対象国なのか、

ルポ 最底辺―不安定就労と野宿 (ちくま新書)作者: 生田武志出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/08メディア: 新書購入: 17人 クリック: 171回この商品を含むブログ (87件) を見る 岩上安身の記事なのですが、生田武志の『ルポ最底辺』(ちくま新書)を読…

動画・作家の肖像

msahitoさんがコメントでmyspaceでブログを立ち上げたのこと。 さっそく覗いたら、「作家の肖像」のエントリーで、ナンシー関さんの動画がアップされていた。 柳美里、中原昌也もアップ。 http://blog.myspace.com/masahito_oya

電話でトーク♪

昨日、テレホンセールスのことを書きましたが、マイミクさんもそのことに触れていたので、コメントに書いたことを、そのまんま、備忘録としてコピペします。 老母は営業電話の対応を楽しんでいる。 必ず、年齢の鯖を読んで90歳ですがと、 相手にスキを見せ…

施餓鬼法要

一昨日は、高槻からバスに乗って、神峯山寺(がぶさんじ)まで、お参りしました。もっと登れば、ポンポン山に行けます。 久しぶりの歩きなので汗だくになりました。施餓鬼法要があったのですが、殆どの善男善女は車ですね、交通のアクセスが自宅からでは、電…

ライトノベルはやっぱ退屈か、

図書館から桜坂洋の『All You Need Is Kill』(集英社スーパーダッシュ文庫)を借り出す。 戦闘開始から十分間、兵士は恐怖に溺れる。 想像してみるがいい。 鋼鉄の死が飛び交う場所だ。 読み始めたら、いきなり、こんな冒頭で、唖然としました。 「想像して…

第四の権力/鼠小僧次郎吉

◆双風舎日乗の『毎日新聞、どうよ?』を読みました。河内孝さんの毎日新聞一社だけにとどまらず、新聞業界全体、マスメディアの招来を案じての苦言は、狭い目の前の組織防衛のみで、大局的な見方の出来ないそんなそこらの僕を含めたオヤジ連中と違って、「公…

記憶に残るメディア報道を

武田徹さんの『小倉』は暴力について、「ムーアの法則」について、俗情と結託する傾向が益々うかがわれるマスメディアについて、コメントしているのですが、確かに、その中にあって、小倉智昭は頑張っている。 今朝の佐賀北・甲子園優勝の取材も、朝青龍問題…

暴力そして、安倍原理主義

先日、ビデオニュースドットコムの『首相官邸で今何が起きているのか ゲスト:上杉 隆氏(ジャーナリスト) 』を視聴していたら、萱野稔人がレギュラー出演?していました。萱野さんの露出が最近、顕著になりましたね。いいことでしょう。 「交差する領域」…

動物化/再帰性

樫村愛子の『ネオリベラリズムの精神分析』は、哲学的リバタリアン?東浩紀の「動物化」を腑に落ちる説明をしてくれている。 [……]とりわけ「萌え」に象徴される現在の第三世代のオタクは、メタ物語(物語が意味するものについての物語、世界への問いをはら…

それぞれのパッションが込められた一冊

宮原昭夫小説選作者: 宮原昭夫出版社/メーカー: 宮原昭夫小説選制作委員会発売日: 2007/08/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る id:umedamochioさんが、僕の大好きな岡本かの子の『老妓抄』について書いている。僕も、赤木智…

いろ気のひと、

僕はかって、山口小夜子さんの年齢が不詳だと書きましたが、訃報のニュースでやっとわかりました。僕より年下だったんでんすね、 横浜の関内の本屋にいた頃、山口さんを時々お見かけしたのですが、20代だったんだ、合掌。 http://www.chugoku-np.co.jp/New…

お土産

いただきものなんですが、広島の「川通り餅」なんて、初めて食べました。びっくりしましたね、広島生まれなのに、こんなに美味しすぎるお餅を今まで知らなかったのです。一口サイズですが、ちっちゃなクルミが入っている。リスになった気分です。ちょいと、…

札束でひっぱたかれたいですか?

id:anhedoniaさん経由「逆転不能」から、『赤木智弘にひっぱたかれたくない!』を読む。 赤木さんの論文は二次、三次情報を含めて色々な読みをしているのだと、改めて思う。だからこそ、見ようとしなかった問いが生まれたわけでもあるし、避けていた問題が突…

死刑確定囚

田口ランディさんの『手紙』を読んで、「死刑確定囚」で検索しました。 http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/sikeikakutei.htm

ライトノベルって?

All You Need Is Kill (スーパーダッシュ文庫)作者: 桜坂洋,安倍吉俊出版社/メーカー: 集英社発売日: 2004/12/18メディア: 文庫購入: 31人 クリック: 414回この商品を含むブログ (427件) を見る 僕が本屋にいた頃は「ライトノベル」というジャンルはなかった…

月刊『オルタ』7月号が発売されましたね、

オルタは年間定期購読の通販が原則なので、店頭で立ち読みは難しいのですが、大阪では労働情報プラザにありますよ。確認したら入荷していました。こちらではバックナンバーも揃っているから、ゆっくりと読むことが出来ます。その上で手元に置いておきたいと…

恒常性/再帰性か、

ネオリベラリズムの精神分析―なぜ伝統や文化が求められるのか (光文社新書)作者: 樫村愛子出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/08メディア: 新書購入: 7人 クリック: 172回この商品を含むブログ (80件) を見る 偽日記さんのブログ(8月15日)を読んで知…

生田武志の新刊・新書

ルポ 最底辺―不安定就労と野宿 (ちくま新書)作者: 生田武志出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/08メディア: 新書購入: 17人 クリック: 171回この商品を含むブログ (87件) を見る かような新書が出版されたんだ、気がつきませんでした。新書のライナップ…

熱さも吹っ飛ぶパンチの応酬!

昨日、故障していたパソコンが直ったので、久しぶりに動画を見たくなりました。バックライトを取り替えただけなのですが、何と、¥82,236−でした。このノートパソコンは14万円ぐらいで四年前に購入したもので、バックライト一つの価格が6割ですか、…

結論を関係なくする思考法

追記:確かにid:n-291さんの言うように、どうせ動画をアップするなら、こちらのNHK視点・論点ー「シリーズ戦後 『若者のナショナリズム』」をアップして欲しいですね。 ★菊池先生の例があったじゃあないですか。 アイロニカルな没入は、演技しているつも…

再版維持制度の論議を

1940年体制の送り火なのでしょうか? こちらの出版流通に関するテクストを読んでみて、 ★http://urag.exblog.jp/6003760/ ★http://d.hatena.ne.jp/nikubeta/20070816#p2 だからこそ、再版維持制度の問題は表に出して堂々と論議を尽くすべきだと思う。 新…

阿倍野ドキュメンタリー映画祭

◆マイミクさんからの紹介の映画案内です。大阪の阿倍野区民センターで上映会をやるんですって。 ドキュメンタリー映画を見る機会はなかなかないですね、結構、このライナップを見ると、見落としているのがあるし、見てみたいのがあります。そう言えば、三年…

大文字の火

★東京新聞の社説『終戦記念日に考える 極限からのメッセージ』に赤木さんのことが書かれていますね、その反応の深夜シマネコ・ブログです。 追記:「おおもじ」でなく「だいもんじ焼き」の火です、NHKで火入れの生中継をしていました。大文字の送り火は足…

Web評論誌『コーラ』2号のご案内

黒猫房主さんところで、発行している評論誌の紹介です。 ■■■Web評論誌『コーラ』2号のご案内■■■ 本誌は〈思想・文化情況の現在形〉を批判的に射抜くという視座に加えて、〈存在の自由〉〈存在の倫理〉を交差させたいと思います。そして複数の声が 交響しあ…

9月29日のトークイベント(大阪)

「病」のスペクタクル―生権力の政治学作者: 美馬達哉出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2007/05/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 36回この商品を含むブログ (27件) を見る 杉田俊介さんのところから、そのまんまコピペしたのですが、 ジュンク大阪店…