いろ気のひと、

 僕はかって、山口小夜子さんの年齢が不詳だと書きましたが、訃報のニュースでやっとわかりました。僕より年下だったんでんすね、
 横浜の関内の本屋にいた頃、山口さんを時々お見かけしたのですが、20代だったんだ、合掌。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200708200355.html
 1971年がデビューなんだ、坪内祐三の『一九七ニ』(文藝春秋)の「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」に言寄せれば、山口さんのきらびやかさは、「おわりのはじまり」の象徴だったかも知れない。