2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ネグリ&ハートの『マルチチュード上』より

非ヨーロッバ的な観点から見たグローーバルなマルチチュードとは、あまたの特異件が、互いに分かちもつ〈共〉、自らが生み出す〈共〉を基盤にして結びついた聞かれたネットワークだといえる。ヨーロッパという基準に照らして世界をみる見方をやめるのは誰に…

ぷらぷらプー太郎

保板のがぶんさんが、《「職業安定所」が新しい名前を公募したときがあって、僕はハガキに「プーちゃんセンター」と書いて応募した結果、見事落選した経験がある。ハローワークだと? すかしてんじゃねぇよてめぇ!》と書いてあったが、思わず哄笑してしまっ…

ブログが世界を変える?

前日のichikinさんのコメントに対するアンサーにもなりますが、昨日、白ばらの総会の帰りにTSUTAYA+スタバで珈琲とケーキで店内の雑誌を堂々と座り読みしていました。まず読んだのは週刊ポストの北尾トロのインプラント顛末記でどうやら入れ…

マルチチュードの一人として唱和

時代の戦争と民主主義 (NHKブックス)" title="マルチチュード 上 ~時代の戦争と民主主義 (NHKブックス)">マルチチュード 上 ~時代の戦争と民主主義 (NHKブックス)作者: アントニオ・ネグリ,マイケル・ハート,幾島幸子出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2005/1…

デカプリオ?が梅田に…プレカリオ、プレカリア、プレカリウス達です。

秒速10センチの越冬作者: 岡崎祥久出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (13件) を見る ワタリさんが熱いメッセージを発信しています。 非正規雇用(パート・アルバイト・派遣・業務請負・…

お人形遊び

東京brary日常さんのコメント欄で知ったのですが、八重洲ブックセンターで29日から乱歩フェアが開催され、『乱歩〜夜の夢こそまこと』を書いた石塚公昭氏の乱歩人形と写真パネルが展示されるということです。人形には多少興味があるので、石塚公昭H…

七戸優

石塚公昭HPから辿って行くと七戸優のHPにお邪魔出来ました。これもオモロイ!maboroshi cafeなのです。特にこの仮装展覧会をクリックすると、遊べます。

新学期が始まりました、そして連休

屁爆弾さんの『開かずの引き出しを開ける・エントリー考』を読むと僕も思い当たるところがたくさんあるので、冷や汗をかきましたが、僕のブログももう620件のエントリーでちなみにこの件数は我が街の自治会の軒数とほぼ同じです。 画像は毎日、歩いて買い…

新書マップでone life

新書マップを紹介したら、お〜やさん、黒猫さんに感謝されました。僕も確か数年前Iさんに教わったのですが、そのツールのクオリティの高さとパフォーマンスに驚いたのですが、久しぶりにクリックすると、ハマリますね、まだの方は是非体験して下さい。 可能…

嘘つきのモノローグ 

DVD『フェリーニ 大いなる嘘つき』を借り出して観ることが出来ました。没後10年を記念して制作されたドキュメンタリー作品でカナダ人ダミアン・ペティグリュー監督・脚本で、フェリーニ最晩年の貴重なインタビューを中心に、ロベルト・ベニーニ、ドナル…

時代は回る

岸信介を追うと彼の中では戦前、戦中、戦後が切れ目なくつながっているという感がする。原彬久著『岸信介ー権勢の政治家ー』(岩波新書)は作者が生前の長時間インタビュー、未公開の巣鴨日記や米側資料を駆使してコンパクトに新書にまとめたもので、妖怪、…

電機屋さんで人文書を買いました、ポイント還元!

保板で保坂さん自身で広報していましたが、エッセイ『途方に暮れて』が発売されるのですね、主に 「風の旅人」と「web草思」のエッセイを中心にして編纂されているらしい。CD付きの岩波新書の装丁を変えた新刊も明日でしょう。本屋さんを覗くのが楽しみ…

再販維持制度は有名無実

ひつじ書房さんがブログで「アマゾンのユーズドブックにご用心」とあるのでなんのことかとロムしたら、驚きました。詳細はそのエントリーを読んでもらうとして、要するに、新刊で品切れになっていない本がユーズドとして定価の二倍強でエントリーされている…

本を生かすも殺すも棚しだい

『水没の前に』を観たついでに大学の情報センターに寄ってカードの更新をしてきました。ウラゲツさんが紹介していた『未来』の4月号「書店空間の現在・過去・未来」を調べてジュンク堂池袋店中村文孝インタビュー記事を取り出してもらいました。そのやりと…

パスタと小咄

地元でパスタの美味しい店を見つけました。若いシェフのブログがあり、やる気満々の想いが伝わります。さっそく、ランチパスタを昨日オーダーしましたが、少し堅めかもしれないが、イケル。 ただ、僕はワインには疎いのですが、ワイン好きの人には穴場のイタ…

スクラップ&ビルド

同志社大学寒梅館ホールでドキュメンタリー映画『水没の前に』を見ました。ホールは地下でゆったりとした椅子、結構大きなスペースで映画鑑賞にはぴったりのホールでした。佐藤真さんがこの映画のコメントをしていましたが、佐藤さんの『阿賀に生きる』とつ…

雨の土佐堀通り

肥後橋の『calobokshop&cafe』に初めて行きました。ここで4/11日に『書店員ナイト』が開催され、雨の中50人ほど集まって、盛り上がったらしい。古本フリマが22日までとのことなので、ちょうど、天満橋に用事があり、大川沿いの櫻狩りはパスして取り…

ベビーブーマーたち

代理で某証券会社のセミナーに聴講参加したのですが、外人投資家の旺盛な買いが日本の株式市場を支えているみたいですね、オイルマネーもあるだろうけれど、戦後生まれの日本で言えば団塊世代に当たるベビーブーマー(アメリカ)、ブーミーズ(カナダ)、バ…

圧倒される本の姿、形

近くの図書館で絵が壁面に飾られているのですが、キャンバス一杯に本棚が描かれその前に女の子が背中を見せて立っている。いつも、ここの図書館に行くとその絵が目について暫く見てしまうのですが、とても素朴な気持ちのいい絵なのです。そんなことをふと思…

新聞切り抜きから

春なのに雨が降り続き櫻狩りもままならず、部屋の掃除をしていたら、古い日本経済新聞社から郵送された夕刊が出てきました。取材されたお礼?なのです。夕刊の【いきいきライフ】の連載記事で、「本で広がる交流の場」、「読書会・ネット書評、シニアに人気…

一枚の写真

★なくなっていくもの その1 : 新・秋嶋書店員日記 ☆『中古カメラの逆襲』: pata 中古カメラの逆襲作者: 赤瀬川原平出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/03/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る

サイードの腕時計

新たに「付箋」というカテゴリーを追加しようと思う。今月号の「風の旅人」で保坂和志『数々の言葉』でこんなことを書いていました。 私は芸術家や哲学者たちの言葉が好きで、けっこうノートに書き留めたり、本に付箋をつけたりしている。それらの言葉は勇気…

京都桜狩り

最近、書評にしろ、本に関するコメントは未読の本より既読の本の方が思わぬ発見があります。何か全然違った視線とか、補助線が引かれて僕自身が読んだ本がより厚みを持ってもう一度手元に戻って再読してみようかなという気にさせる。メルさんの保坂和志『カ…

一億人の作家がネットで?

最近、眠くてたまらない、それでも、 遅々として読み進んでいるのはエドワード・W・サイードの『遠い場所の記憶 自伝』です。佐藤真監督の映画『エドワード・サイード OUT OF PLACE』の上映が5月1日だから、それまで、読了して気分を昂揚させな…

LASTDATEからトークセッション案内

「野宿者/ネオリベ/フリーター」-アンダークラスの共闘へ- ◆【トークセッション】 生田武志『〈野宿者襲撃〉論』(人文書院) 白石嘉治『ネオリベ現代生活批判序説』(新評論) 杉田俊介『フリーターにとって「自由」とは何か』(人文書院) 三人の論者が…

ドードーのいた日に飛ぶ

リリー・フランキーの『東京タワー』は泣き笑いの読み手を感情移入しやすいストーリーが進行して、それぞれの自分を「ボク」に重ねて、それぞれの「オカン」、「オトン」のエピソードを思い起こして、ボクである僕の親不孝を恥じるばかりなのですが、とうと…

最後の一羽

『ドードーの絶滅』というHPがあります。榎本さんから教わって読んだのですが、『風の旅人 19号』の管啓次郎の『最後の木の島』(27頁〜)も読んだところなので余計身にしみました。 この慢性的な欠乏感は、蓄積のプロセスの裏返しだった。原初的な蓄…

ボクがもしソメイヨシノだったら…

『風の旅人 19号』の武田徹の記事『生命システムと、人間の葛藤』を読んでいたら、急にソメイヨシノが愛しくなりました。そんで、八幡の背割りに出かけました。今度の週末は満開でしょうね、でも、1.2kmの櫻のプロムナードは少し風が強く寒かったけれ…

本屋大賞決定!

◆第三回本屋大賞に選ばれたリリー・フランキーの『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』を読み始めたらベストセラーになるべくしてなったという『ベストセラーの作り方』の模範のような本ですが、他の人がマネしてもそうはいかないんだろうなぁ…、なか…

埋もれる少年

ウラゲツさんからの情報で未来4月号は興味がありますね、ジュンク堂池袋店中村副店長の「書店空間の現在・過去・未来」、中十代氏の「図書館の民営化問題について」はとくにチェックします。ミクシィで『再販維持制度問題』と『図書館問題』のコミュニティ…