再販維持制度は有名無実

 ひつじ書房さんがブログで「アマゾンのユーズドブックにご用心」とあるのでなんのことかとロムしたら、驚きました。詳細はそのエントリーを読んでもらうとして、要するに、新刊で品切れになっていない本がユーズドとして定価の二倍強でエントリーされている。古本として割り引かれた値段表示でなく、倍以上なのです。僕はユーズドを利用したことがないので、どういう段取りになっているのか、もう一つわからないのですが、これでは、うっかり勘違いして定価の倍以上で購入することもあるかもしれないですね、定価で購入できるんだと認識してそれでも、高いお金で買いたいんだという奇特な商行為をとやかく言いたくないのですが、どうも腑に落ちないので、紹介しました。
 他の出版社でもかようなことがあるのでしょうか?特に学術書はかようなことが多いのでしょうか、経費で落ちるから…、そんなことを考えてしまいました。でも、高く売れたからと言って、出版社にも、著者にもその割り増し分は一円も入らないってこととは間違いないですね。アマゾンと商品提供者に還元されるわけか…。
 株ではないけれど、それに似た学術書の買い占めなんてあるのでしょうか?

ポライトネスと英語教育―言語使用における対人関係の機能 (シリーズ言語学と言語教育)

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 要するにこちらの本が新刊では6510円なのに、ユーズドでは、12,980円、16,300円でアップされているのです、??????ですね。
参照:毛利嘉孝さんがABCの『マルチチュード』イベントへ : ウラゲツ☆ブログ
アマゾン・マーケット・プレイスにおける値付け : ウラゲツ☆ブログ