2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

70年代前後の本屋から…ネオ家出のススメ

本田由紀さんの『もじれの日々』は若者たちが働くということに関してどんな風に考えているのか興味あるコメントがアップされるので、時々覗くのですが、まあ、僕はアルバイトの採用しか立ち会ったことがないが、話し合うことでしか採用の決め手はないとは思…

偽装派遣、偽装請負

がんばってよかった―派遣から正社員へ作者: 民主法律協会派遣労働研究会出版社/メーカー: かもがわ出版発売日: 1995/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る まっちゃんさんの『偽装請負メモ』は、僕の前日のエントリーと重なってしみじみと読…

ゆれる

マイミクさんからの情報で西川美和監督、プロデユース是枝裕和の映画『ゆれる』を見たいですね、こちらはインタビュー記事です。シネ・リーブル梅田店で、上映時間は「8/4/15:35/18:00/20:25〜[終]22:35」ですか、

命は命

「世界はこんなふにも眺められる」web草思の保坂和志さんは「命をめぐる話」をしています。「命」について話す時は政治、思想、信条などの回路を接続すると、往々にして「命でないもの」について語るはめになるのではないか、世界の万物がメタファーで出…

横流しルートの膿

◆ウラゲツさんが新文化経由で『運送業者の間引き横流し事件』を報じています。売り捌いた「大手新中古書店高田馬場店」は東京在住のおりは会員になっていた店で、100円で結構な掘り出し物をみつけた記憶があります。通常、古本屋は立て場の廃品回収業者と…

60、70年代の書店風景、そして80年代 

鉄人とはほど遠い軟弱な男?だと思いますが、bk1の書評鉄人列伝35番に選ばれて紹介記事とともにアップされていますが、何か言い足りないこと、気恥ずかしさを糊塗する作業を少しやってみます。 60,70年代に書店員をやっていたわけですが、その当時…

多分、若いツバメは弱者男性ではないんだろうなぁ…、

◆早朝からアクセス数が多いのでリンク元を見ると「ワーキングプア」のキーワードです。僕のエントリーはただ、参照すべきリンク先を紹介しただけで、僕自身は社会構造の歪が表に出たと指摘しただけで、何ら新しいことを書いているわけでない、にも拘わらずみ…

胡同の向日葵

『胡同のひまわり』をOS劇場で見ました。胡同は中国版長屋、町家と言った趣があり俯瞰した映像で屋根瓦の連なりがとても美しく感じられました。16歳くらいまでは港町の長屋が遊び場であった僕にとってワンシーン毎にデジャ・ビュ感があって色々と思い出…

宮台真司主催公開思想塾

『宮台真司主催思想塾』はお題は今回、「ライフ・ポリテックスの現在」で登壇者に松沢呉一、森岡正博、宮台真司など、とても面白そうです。8月13日(日) 15:00〜18:00(受付は14:30より) 、三省堂ホール(三省堂神田本店)ですって…。 …

セクハラ、アカハラ、ストーカー小説?

小谷野敦さんが『悲望』(文学界)という小説を書いているのですね。毎日新聞(2006年7月26日)の文芸時評で川村湊さんが取り上げている。《「悲望」はまさに自然主義文学の再来であり、田山花袋の『蒲団』を先行するテキスト?》、いや〜あ、面白そ…

葉っぱが小判

ワーキングプアのアクセス数がまだ衰えない、「地下室のスパイダー」さんのエントリーを見たら『葉っぱビジネス』について書いている、僕も前に報道特集で見て感心した覚えがあります。ネットで知り合った人は大概僕のことを「葉っぱさん」と呼んでくれるの…

闇市、朝市

途中からチラリと見ただけで、はっきりと確認はしなかったのですが、グーグル検索したら、日テレで『鶴見の中国朝市問題』を取り上げていたのですね、一方で「ワーキングプア」の問題があるのに、中国人達は逞しく生きている。どうやら朝市を十年前から開い…

波にのって、載って、

アメリカン・スクール 新潮社のPR誌『波』六月号が部屋に転がっていたので読み出したらやめられなくなった。[佐藤優の『自壊する帝国』刊行記念特別対談]で手嶋龍一×佐藤優が『情報力』についてお互いに褒めあいながら、インテリジェンスオフィサーにつ…

ワーキングプアとは?

まっちゃんさんのブログで紹介されたNHKスペシャル「ワーキングプア 働いても働いても豊かになれない」を見ました。毎日新聞のこの記事はワーキング・プアとはなにかについて番組の内容とともに具体的に説明してくれています。確かに30歳を越えると急に…

甲子園

高校野球の甲子園を目指す球児を追うドキュメンタリー米映画『KOKOYAKYU HIGH SCHOOL BASEBALL』が評判を呼んで阿倍野区民センターで、製作チームが来日、出演している府立天王寺高の野球部員やOBら関係者が参加して上映会があ…

アドレス公開

『知ったかぶり週報』さん経由で知ったのですが、『安田理英の恥ずかしいブログ』によると、スパムメールの撃退に「Gmail」と「Shuriken Pro4」は凄い威力を発揮するみたい。まあ、いまのところメールアドレスを変えたばかりなので、支障はないですが、思い…

91歳は萌えています

↓のコメントでoyaさんが世田谷文化会館で収録された小島信夫×保坂和志のトークイベントのDVDが草思社より10月頃発売されるとの情報を教えてくれました。 小島信夫さんの新刊『残光』も色々と話題を呼んでいますね。

ストロベリーショートケイクス

僕の大好きな女優のひとりである池上千鶴が出演する矢崎仁司監督の映画l『ストロベリーショートケイクス』になんとデリへル嬢の秋代(中村優子)の客として保坂和志さんが出演するのですね、役者が好きなんですね、(笑)

イッセー尾形/ソクーロフ

映画『太陽』は海外で公開?されてもう一年以上でしょう。日本では未公開だったけれど、例の緒形拳の「mishima」*1が日本で公開されなかったけれど、海外版の『mishima』をレンタルで借りた覚えがあるので、ひょっとして海外版があるかもしれ…

チェック!「国語教科書の戦後史」

地味な専門書でお気に入りにブックマークしている方々が偶然にも同じ本で好意的なコメントを書いていると、読みたくなります。でも、積ん読本が貯まっているので、ここはぐっと堪えて書影のみアップします。いつか読みます。 参照:◆『まっちゃんさんの日記』…

bk1投稿書評アップ

田口ランディさんの『被爆のマリア』の拙書評『平和に耐え得ない狂気を鎮魂するとしたら…』をbk1に投稿しました。

「形」と「心」の問題

◆昨日の毎日新聞夕刊の記事はとても心に引っかかりました。勿論、一面は【昭和天皇が不快感】、【A級戦犯・靖国合祀で発言】、【元宮内庁長官の88年のメモ 参拝中止「私の心だ」】、でも、小泉さんのコメントはみんなそれぞれ、「心の問題」だと言う。靖…

傷だらけの勲章

日本書店商業組合連合会の広報から転載ですが、『私の書店論』論文の募集が始まっていますね。来月の末までか、leleleさんの記事『傷だらけの店長』で思い出したのでした。 ……こうした出版業界の長期低迷、書店業界の沈滞を打ち破り、町の本屋を再生す…

糞出る国

藤原新也さんのネットトークを又覗く、結構影響される、お蔭で保険契約をヤメにしてしまった(笑)。 ◆『外資系的感性による血のクレンジングはムラカミホリエミキタニにとどまらない』 そう言えば『アホウドリの糞でできた国』という本がありましたね、ナウ…

「形と心」の問題

時代の病を心の問題に還元しようとする大きな流れがこの国にあるのは間違いない、もはやことがおきては遅すぎる、ミサイルが飛んで落ちてから動き出して、そんでいいのかというフォービア(恐怖)があるのはよくわかる。 町内会の会合でも、あそこは交通量が…

交歓日記のようなもの

双風亭日乗のleleleさんが『いかにブログを書き続けるか』とアップしているが、その駆動力の一端はelieliさんの「向井豊昭さんからメールが来る」のような驚く出来事が起こることがある、elieliさんの「ブログやっててよかったと、この時…

戦艦大和/若沖/新京都市中央図書館

過日、コメント欄で博物館、美術館の冬の時代について書きましたが、展示内容によっては予想以上の来館数があるのですね、昨日の毎日新聞の報道によると呉の大和ミュージアムの来館数が一年目で170万人ですって、目標数が40万人だったので、驚異的な数…

4コマ哲学教室

『反社会学講座』を出版したイースト・プレスの4月頃に発刊されたものですが、図書館の新刊棚で見つけました。いや〜あ、面白かったというより、恥ずかしくも多少、目がうるうるしました。え!サルでもわかるノリの哲学入門マンガのようなもので、感激した…

エロスなバイアス

うたかたの日々の「の哲学」後藤浩子著を読んでソネさんはバタイユについて引用しているが僕も孫引用 「エロティシズム探求の途上でバタイユもレヴィ=ストロースに出会い、一つの手掛かりを得たのだ」 「しかし、バタイユはレヴィ=ストロースの「娘の交換…

バイバイセックス

やはり、『バックラッシュ!』からフェミニズムにアクセスすると急に交通量が多くなってエネルギーの消耗が高くなりますね、徒労度も高くなる。どうやら僕は性よりもっと根元的なものに対する志向性が強いのか、男であれ、女であれ、どちらであってもどうで…