戦艦大和/若沖/新京都市中央図書館

オンライン書店ビーケーワン:目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』オンライン書店ビーケーワン:伊藤若冲オンライン書店ビーケーワン:伊藤若冲大全オンライン書店ビーケーワン:もっと知りたい伊藤若冲
 過日、コメント欄で博物館、美術館の冬の時代について書きましたが、展示内容によっては予想以上の来館数があるのですね、昨日の毎日新聞の報道によると呉の大和ミュージアムの来館数が一年目で170万人ですって、目標数が40万人だったので、驚異的な数字です。まあ、二年目はどうなるかわかりませんが、展示内容によってはこんなにも人が集まるということが証明はされましたね。ITや、ロボットやゲームや萌えや車や…のイベントでなくとも「戦艦大和」で集客出来るとは恐るべきです。
 かぜたびさんによると、上野の国立博物館で開催されている『若沖と江戸絵画』も面白そう。若沖は日本画の臭みが嫌いという人でも「若沖は好き」という人が多いですね、日本画を抜け出て「絵そのもの」の普遍性があるのでしょう。とにかく楽しい絵ですよね、絵で遊んでいる。
 伊藤若沖でしたら、相国寺と縁が深いのですが、その敷地内にある承天閣美術館には「伊藤若沖芭蕉図と葡萄図(障壁画)」が常設されています。増改築で一年も休館でしたが、7月15日(土)に改装オープンしたのです。若沖縁のお寺ですので、改装記念展示として来年の2007年5月13日(日)から、翌月3日(日)まで「若冲動植綵絵展」が開催されます。楽しみですね。
 そう言えば京都の観光客の伸びも凄いらしい、確かこの一年は4700万人を越えたでしょう。5000万人が目の前です。でも、三月記によると京都に市立中央図書館の新館オープンの計画があるのにいまだに手がつけられていないそうです。(烏丸御池角あたりらしいのですが、岡崎の京都府立図書館があるからそんなに切迫感がないのでしょうか、でも出来れば又楽しみが増えますね。