2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

新刊と古書の同居

黒猫房主さんと再版維持制度についてやりとりをやりましたが、多分に業界ネタの部分があるので、マイミクシィに『再販維持制度ってナンダロウ』っていうトピックを立てましたが、こちらでも少し整理して出来るだけ業界用語を使わないで中間報告のような形で…

新世界、カエローよ…

石井克人監督の映画もこれまで見たことがないどころか、テレビドラマも見ていないので多分コメントする資格はないでしょう。CM作品は気がつかないで見ているでしょう。何かず〜と戸惑いながら140数分経過した感じ。絵葉書のような、そのものっていう綺…

自衛軍と出版流通

永江朗の『メディア異人列伝』は1994年から2004年まで永江がインタビューした『噂の真相』に連載された記事から再録を拒否された方を除いて単行本化されたものである。2004年4月をもってその歴史を閉じた『噂の真相』ですが、その掉尾を飾るのが脳梗塞で倒れ…

樹木希林が犯人だろう

みなさん、見ている方は多いと思いますが、旧作半額セール期間で、DVD『鬼が来た!』、『犬猫』、『茶の味』とビデオ『半落ち』を借りてきました。『ぴぴさんのシネマ日記・半落ち』は星が三つしかないので、そんなには期待してなかったのですが、兎に角…

久世番子の本屋さん

さわこさんのカテゴリーなのですが、僕も時々MANGAで登場します。ある人からメールで書店の内幕を描いたマンガ『暴れん坊本屋さん』のことを知りました。久世番子って言う漫画家で、某取次に取材で訪れる予定とのこと、月刊『ウィング』に連載を書くら…

香川照之っていいなぁ

市の公民館で中国映画『山の郵便配達』を撮ったフォ・ジェンチイ監督の『故郷の香り』を見ました。僕は香川照之のことは知らなかった。お母さんが浜綿子でお父さんが三代目市川猿之助なんですね。それで思い出しました。猿之助と離婚して女手ひとつで育てた…

身体の声を聴く

内田樹さんは『身体の言い分』で書いているように古武道は内田さんの師レヴィナス理解に必要不可欠なもので文武両道の不即不離なものなんです。内田さんの中でそれが同居している。このところ、内田樹さんの聴講生でもあるえこまさんが連日インド旅行のレポ…

金太飴にはうんざりなのです。

黒猫房主さんに出版流通協議会による『行政改革委員会規制緩和小委員会、規制緩和に関する「論点公開」の「規制緩和意見」に反論する』(1996年10月31日)の報告書を読むように言われ荒読したら、逆にだから再版維持制度は廃止し方がいいんだと逆説…

本色々

今保坂和志さんところで小島信夫の名作「寓話」を出版業界にお任せするのでなく自ら十数人の寓話団を結成して製本までして販売したいとプロジェクトKを立ち上げましたが、順調にテキストを入力して校正作業の段階みたいです。保坂さんを始めとした「寓話団…

黒猫さんにレス

黒猫房主:非再販制をやめても本の売価の値崩れがないとするならば、あえて再販制をやめるメリットはなんでしょうか? ◆値崩れはあると思いますよ。恐らく僕がかようなことを書いた趣意は値段に影響されにくいコンテンツの本があるし、本来、本ってそういう…

出版物より新聞、マスコミ

再販問題について前日よりエントリーしましたが、 leleleさんも親記事を立ててくれました。何か付け火が拡がりそうな予感がするので、新たに『再販問題』というカテゴリーを追記してアタマの整理をしようと思います。 leleleさんが書いているよ…

再販維持制度について 

10/15のエントリーのコメント欄で黒猫房主さんと「再販維持制度」についてやりとりがありました。黒猫さんはカルチャーレビュー誌に「再販問題」を取り上げるということなので、整理のため、下のやりとりを本文に上げてみました。 ♯黒猫房主:世間では…

荒れ野の六十年

まっちゃんさんの『メイド萌え』に感応したのは、メイドでもなく、ロッテの小宮山悟(好きですけれど)でもなく下記の引用のようにまっちゃんさんにとっての恩師の姿です。 …学校では授業をつぶして(社会の授業だったのかなあ…)先生が中国残留孤児の授業を…

波状言論「情報自由論」公開

出版が待たれていたのですが東浩紀自身の意向で出版されないことに決まり、僕は中央公論の連載をファイルしていましたが、ネットで『情報自由論』が公開されることになりました。コメントできるようなツールも追々追加するみたい。

世代交代

『限界の思考』♪本日発売です。 中々いいポスターですね、 参照:http://www.miyadai.com/index.php?itemid=308 http://miyadai.com/index.php?itemid=310 お知らせ:お知らせ――宮台さん関係のトークイベント―― - 双風亭日乗はてな出張所 『限界の思考』の配…

事実より関係性

ある人がブログ内で「事実よりも関係性を大切にする」とコメントしていました。恐らくこのことは折に触れ考え続け、今も進行中の問いですが、「事実より関係性を大切にする」ことは僕の生き方の身の丈に合ったものだという自覚はあります。とても大切なこと…

クールな歩行、脚フェチ♪

近くのVV(ヴィレッジヴァンガード)を覗いたら、凄く気分が高揚してしまった。納得のゆく商品構成なので、嬉しくなるのです。かっての僕の本棚とそんなに違いがない。爺の僕をターゲットにしていないで、孫世代をマーケティングしているのにビジネスとし…

書評のオリオン座

bk1の書評鉄人列伝にオリオンさんがプロフィールとともに紹介されています。オリオンさんはメルマガなど様々なネットにパーフォマンスを行っていますが、僕のブログに良く訪問して下さる黒猫房主さんの評論誌「カルチャー・レビュー」ブログ版に中原紀生さん…

300円DVD⇒こちらは2940円

過日、原田達さんの掲示板でダイソーのDVDについて書き込みしましたが、積読ならず積観?状態のヒッチコック『サボタージュ』を観ました。315円なので画像を心配しましたが、綺麗!申し分ない、しかし、レンタル屋さんでビデオも流れているでしょう。…

わっしょい、♪

昨日、秋祭りで子供たちと神輿をかつぎ、町内を巡行しました。子供たちと全身で、「わっしょい♪、わっしょい♪」と掛け声のやりとりをしながら、しだいに盛り上がって身体の直接の交歓をしたかのようなハイな気分になりました。手作りのちっちゃな神輿なんで…

退屈男さん出没

okatake日記に退屈男さん、登場、ハンサムなんですね。退屈男の本と街のブログもアクセス10月号に出ていますって…。

You can keep it

保坂和志さんが保板で「まだ動悸が治まらない」っていう尋常でないカキコをしている。河出文庫化された綿矢りさ『インストール』に掲載された書き下ろし短篇『You can keep it』を読んであまりの登場人物たちの実在感って言うか、「彼ら、彼女ら…

墓石広告?

証券用語って結構、怖い世界なんですね、「ゼロから学ぶ金融商品」ということで「債権投資の基礎の基礎」の勉強をさせられたのですが、レジュメに「墓石広告をみてみよう」っていうページがあったので、「はか・いし?」、証券会社は葬儀と深い関係にあるん…

少子高齢化社会へ

一昨日に続いて今日もセミナーに参加しました。講師は野村證券金融経済研究所西澤隆で編著『人口減少時代の資産形成』(東洋経済新報社)を贈呈されました。 話は結構多岐に渡りましたが、有識者やマスコミ、政治家がタブー視してあまり言わなかったことで、…

ヴィリリオに追記「ハッカー宣言」

前日のエントリー『ポールヴィリリオ/光学的速度?』で「ハッカーとベクトル」階級について書きましたが、松岡正剛さんは千夜千冊で『ハッカー宣言』について言及している。絶妙なタイミングで偶然だと思いますが、何かシンクロしたみたいで、嬉しくなりま…

秋、聴いています♪

五月に行ったばかりなのに、又、淀川を挟んだ対岸の街、高槻で「ジャズスト」です。 10/23(日)です。この街はジャズが好きですね、明後日の日曜日(16日)は自治会の秋祭りで子供たちが神輿をかついで、僕は先導で誘導しなくてはいけない。初体験な…

ポール・ヴィリリオ/光学的速度?意味の変容 (ちくま文庫)電脳世界―最悪のシナリオへの対応 (明日への対話)

武田徹さんは「さらに文学10/12で森敦の『意味の変容』」に触れて森敦の「望遠鏡の倍率論」について書いている。 「望遠鏡によって得られた外部の実現(ママ)が、見た眼の現実と接続するとき、その倍率を一倍という」で、そこからリアリズム芸術論が出…

株式セミナー「サトウキビ」

ひょんなことから某証券会社の株式講演会に参加してしまった。『ジム・ロジャーズって何もの?』って恥ずかしいほどの投資音痴なのですが、それでも講師の話は面白かった。日経平均株価は一万四千円に迫る勢いをしめしたし、一万三千円台をキープしているこ…

書影

仲正昌樹著『デリダの遺言』(双風舎)の書影です。 そしてこちらは帯つきの宮台真司×北田暁大著『限界の思考』書影です。⇒♪2005-10-12 - 双風亭日乗はてな出張所

小糠雨の京都三条河原町

あやしい空模様でしたが、京都市美術館で開催中の主体展に行ってきました。このブログで画像提供して下さっている榎本香菜子さんの作品が出展されているので、初日の今日、体育の日なのですが、昨日は一日中晴天の中充分に自治会の運動会を楽しみましたので…