レビュー

大野更紗

大野更紗の「困ってるひと」が 益々リアリティを帯びる、([お]9-1)困ってるひと (ポプラ文庫)作者: 大野更紗出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2012/06/20メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 15回この商品を含むブログ (1件) を見る

横になりながら

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)作者: 佐藤多佳子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/05/30メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 60回この商品を含むブログ (296件) を見る棚にあった」佐藤多佳子の『しゃべれども しゃべれども』を手に取る。 落語の話…

時のかけらたち

時のかけらたち作者: 須賀敦子出版社/メーカー: 青土社発売日: 1998/06/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (15件) を見る棚にあった須賀敦子の『時のかけらたち』を再読を始める。 「リヴィアの夢ーパンテオン」でのパンテオン…

hontoのレビュー

ダラーとした気分です。M氏のようにどこかに隠れたい。海の傍がいいなぁ。「サラダの国」か。 先日の入院で「ムーミン」を読んだが童話はいいねぇ。担当の看護師がムーミンに登場する元気な女の子「ミー」ですか、そのキャラのワッペンを腰にぶら提げていた…

宋化、そうか

中国化する日本 日中「文明の衝突」一千年史作者: 與那覇潤出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/11/19メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 193回この商品を含むブログ (113件) を見る昨日、病院、市役所に寄って久しぶりに駅前のtsutayaを覗く。 店内の…

虹の谷の五月

虹の谷の五月作者: 船戸与一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2000/05/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る「ムーミン谷の冬」を読了。 色々と考えさせる深見のある物語ですねぇ。 完全に理解できていない余白を感じる。 だからこそ、古典に…

棺一基

棺一基 大道寺将司全句集作者: 大道寺将司,辺見庸(序文・跋文)出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2012/04/03メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 111回この商品を含むブログ (12件) を見る 太田出版の『大道寺将司全句集』を地元の図書館より借りる。 暗…

真剣師・小池重明

真剣師 小池重明作者: 団鬼六出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2011/05/28メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見るリサイクル本ですが、汚れは酷い。 でも読むには支障がない。 読み終わったページは破る。 そんな読み方…

保坂和志&山下澄人

カフカ式練習帳作者: 保坂和志出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/04/18メディア: 単行本この商品を含むブログ (13件) を見る★試行錯誤に漂う 1 ★試行錯誤に漂う 2 http://www.k-hosaka.com/ ★ 緑のさる作者: 山下澄人出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2…

高瀬川女船歌

澤田ふじ子の「篠山早春譜」を読んでいます。篠山早春譜―高瀬川女船歌〈4〉 (中公文庫)作者: 澤田ふじ子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2010/12/18メディア: 文庫この商品を含むブログを見る

希望の手術/くそくらえセリーヌ

前日のサイトの紹介から、こちらの動画を視聴しました。 患者たちのインタビューが各項目毎に収録されている。 一例として ◆http://www.dipex-j.org/pc/40/45/1832.html 昨日は老人性白内障の手術のための検査を受け、 7月4日から約一週間の入院での内視鏡…

諸田玲子

諸田玲子の『末世炎上』を読了。 山田風太郎が折口信夫の『死者の書』をエンターに書いたような 荒唐無稽な面白さがありました。

末世炎上

心身とも疲弊し眼もかすんでいると、 どうしても手に取る本は時代小説になってしまう。 諸田玲子の『末世炎上』を読み始める。 明日は老人性白内障の内視鏡手術のための検査です。 なるべく早く手術をしたい。 読書しか楽しみのない日常では目が一番大事です…

カフカ式練習帳

カフカ式練習帳作者: 保坂和志出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/04/18メディア: 単行本この商品を含むブログ (13件) を見る数坪のちっちゃな駅中にある地元の本屋水嶋書房を覗くと そのセレクトされた棚にビックリすることが多い。 すぐ近くのモール街…

使命と魂のリミット

使命と魂のリミット作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/12/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (115件) を見る老人性白内障でもなんとか快適に読書が出来ないかと工夫して、 ライトを上からではなく、下からサ…

付箋

高村薫の『晴子情歌(下)』を読んでいる。 いったい誰も彼もが自分の欲望の形を知らず、誰もが自分の放浪する半身におののきながら、互いに手近な何者かに手を触れてみては薄暗い焦燥をつのらせ続けるだけか。(p136)

土の中の子供

土の中の子供作者: 中村文則出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/07/26メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (85件) を見る病院の図書室にあったので、中村文則の「土の中の子供」を再読する。彼は福島大学で社会学を学んでいたんだ。 読み…

晴子情歌/チョン・キョンファ

チョン・キョンファ(ヴァイオリン)、デュトワ指揮/モントリオール交響楽団の「チャイコフスキー/メンデルスーゾーン/ヴァイオリン協奏曲」を聴きながら、高村薫の『晴子情歌』を読んでいる。 チョンキョンファのヴァイオリンと高村薫の「情歌」がぴった…

山桜

時雨みち (新潮文庫)作者: 藤沢周平出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1984/05/29メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (16件) を見る諸田玲子の「氷葬」を読んで病院の図書室にあった藤沢周平の「時雨みち」収載の映画にもなった「山桜…

諸田玲子

病院の図書室に寄贈する本をセレクトしているのですが、藤沢周平、池波正太郎、山本周五郎などが結構人気なのですが、なかなか手に入らない、五十円のバザーで諸田玲子をゲットしたので、今度、抗がん剤点滴外来の時、持って行こう。

なずな

なずな作者: 堀江敏幸出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/05/02メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 62回この商品を含むブログ (71件) を見る久しぶりに堀江敏幸の小説を読み始める。 『なずな』ってイクメン小説なのかなぁ。 乗ってきた、駆動して行く。…

{食べログ]隼新八御用旅

はやぶさ新八御用旅―東海道五十三次作者: 平岩弓枝出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るうつらうつらしながら、ゆったりした時代小説を読む。 平岩弓枝の東海道五十三次案内ミステリー小説と言ったとこ…

読みながら感染している

百万回の永訣―がん再発日記 (中公文庫)作者: 柳原和子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/03メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (7件) を見る柳原和子の『百万回の永訣 がん再発日記』を読み始める。 本書は「がん再発日記…

ジュンク堂トークセッション

下でジュンク堂トークセッション佐藤優の動画をアップしたが、池袋店で保坂和志×山下澄人のトークがあるんですねぇ。 (http://snow.advenbbs.net/bbs/gabugabu.htm)から勝手に紹介。 保坂和志『魚は海の中で眠れるが鳥は空の中では眠れない』『カフカ式練…

14歳の子を持つ親たちへ

14歳の子を持つ親たちへ (新潮新書)作者: 内田樹,名越康文出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/04/15メディア: 新書購入: 4人 クリック: 28回この商品を含むブログ (65件) を見る新刊ではないけれど読み始める。対談集は話者同志が見事にかみ合う場合とズレ…

インド夜想曲

アントニオ・タブツキ/須賀敦子訳『インド夜想曲』を読み始める。 寒い!リハビリパンツと尿とりパットを購入。

小暮写眞館

小暮写眞館 (書き下ろし100冊)作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/05/14メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 252回この商品を含むブログ (138件) を見る病院にあった宮部みゆきの「小暮写眞館」を読み始める。 なんとか体調が平熱になっ…

赤木智弘の「神様」

神様 2011作者: 川上弘美出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/09/21メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (29件) を見る僕もこの本は読んでいる。でも、僕の中で何かがすべって作品そのものが僕の中に着地しなかった。 少なくとも…

料理と博物学

昨夜の残りのお粥があったので、どうやって美味しく食べようかと思案中。 残りご飯をお粥にするのではなくて、残りお粥を工夫するわけ。 参考としてこちらのブログ記事がありました。 アジと葱のおかゆ 昨日から奥本大三郎の『博物学の巨人 アンリ・ファーブ…

上野千鶴子

ひとりの午後に作者: 上野千鶴子出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2010/04/22メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 25回この商品を含むブログ (18件) を見るid:pataさんのブログ記事を読んだら上野さんのエッセイを読みたくなった。 『ひとりの午後に』: pata