電機屋さんで人文書を買いました、ポイント還元!

kuriyamakouji2006-04-19

オンライン書店ビーケーワン:途方に暮れて、人生論オンライン書店ビーケーワン:〈野宿者襲撃〉論        オンライン書店ビーケーワン:弱くある自由へ
 保板で保坂さん自身で広報していましたが、エッセイ『途方に暮れて』が発売されるのですね、主に 「風の旅人」と「web草思」のエッセイを中心にして編纂されているらしい。CD付きの岩波新書の装丁を変えた新刊も明日でしょう。本屋さんを覗くのが楽しみですね。
 昨日、ナンバパークスの隣に出来たヤマダ電機の「LABI 1」に行ってきました。平日の昼間なので、閑散としていましたが、一階にある端末の利用できるカフェスペースは180円でドリンク飲み放題だし、一日一回、一時間に限り無料で端末操作が出来ます。約6000坪のフロアに80万点の品揃えです。開店して間もないのでスタッフもやる気満々で、ゆっくりと商品説明が聞けます。まあ、僕はいまのところ買う積もりはないのですが、ipodに興味があったので、色々を教えてもらいました。でもCD、カセットで十分、間に合いますね。
 今日の目的は4階の本のスペースがどうなっているんだろうかと、覗いたのですが、本日の新刊は〜と、店内放送をしていましたね、雑誌、絵本、児童書、コンピュータ関連、コミック、エンターティメント、実用書のような品揃えであろうと思っていたのですが、中堅規模の本屋さんのような品揃えで青土社立岩真也『弱くある自由へ』が棚差しされていたので、思わず買ってしまった。人文書は置いていないと思っていたのです。いいように裏切れたので、購入。
 それに、初回ということで、100ポイントのサービスと3%ポイント還元がありました。店内にPOP表示として「本の3%ポイント還元」が柱々に堂々と強調掲示されていました。百貨店などに出店している本屋さんで、その百貨店に協調してポイント還元しているところもありますが、こんな風に「ポイント還元」を販促の中心に置いて本を売るパフォーマンスは同業者の本屋さんの気持ちを逆撫でするでしょうね、
 そういう気持ちを代弁して、今度、岩波新書が新しくなるでしょう。新書がずらりと揃っているが岩波新書はどこ?え!、マジで置いていないの?、新刊でも置かないんだ、そこまで、徹底したコンセプトなら、むしろ、感心します。頑張って下さいって、少しいやみジャブを打ち込みました。同じフロアにイベントスペースがあるのです。ライブとか吉本のタレントによるトークイベントとか、行われていますが、ナンバだからこそ、例えば、生田武志の『<野宿者襲撃>論』のトークイベントを行うとか、そんな発想の転換があったもよいと思います。無理かな…。