新学期が始まりました、そして連休

オンライン書店ビーケーワン:風の旅人 Vol.16(2005)オンライン書店ビーケーワン:風の旅人 Vol.17(2005)オンライン書店ビーケーワン:風の旅人 Vol.18(2006)オンライン書店ビーケーワン:風の旅人 Vol.19(2006)
 屁爆弾さんの『開かずの引き出しを開ける・エントリー考』を読むと僕も思い当たるところがたくさんあるので、冷や汗をかきましたが、僕のブログももう620件のエントリーでちなみにこの件数は我が街の自治会の軒数とほぼ同じです。
 画像は毎日、歩いて買い物に出かけるモール街です。右の建物は41階建てののマンションです。このモール街にある地元のM書店に『風の旅人』が陳列されていたのですが、今月号は何故か棚になく、京阪電車の特急に乗って天満橋ジュンク堂で購入しました。
 一駅先のTSUTAYAにもありますが、M書店は地元では大きな書店なのです。でも、僕が欲しくなるような商品構成でなく、覗くたんびにうんざり。買い物に便利がいいので、覗いてしまうのです。そして本の問い合わせをしてしまうのですが、なかなかかみあわない。
 しかし僕のような購買層を思い切って切るような商品構成がこのM書店が地元で長年営業を続けてこられた秘策でしょう。「ロングテール」販売政策はネットか超大型書店でしか、成り立たないのでしょう。先月開店したヤマダ電機の「LABI 1」もこのM書店と同じ商品構成ですね、取り次ぎも同じN販です。
 梅田のジュンク堂野町和嘉さんと編集長の佐伯さんが対談しましたが、「風の旅人」がもし50万部売れるようなことになれば、そりゃあ、写真家を育てることだけでなく、マス・メディアそのものを変えてしまうだろうなぁ…。50万部といかないまでも、せめて5万部は売れて欲しいと思っていますが、昨日、黒猫さんがあるところで会合を開いて人文書のこれからについてある書店の店長が「新書ブーム」と言われているが、今の大学生は新書すら読んでいない、と嘆いていたと言うが、新書を読んでいる大学生は少数なのでしょうか、僕の身近を見ても、そうですね、引退の老人、社会人か院生、せめて新書くらいは読んで欲しいですね、新書マップという優れもののデータベースがあります。大学では、せめて本を読む歓びを知って欲しいですね、受験勉強と全然ちがうのだから…、新書は読書人への入り口にはなると思う。