恒常性/再帰性か、

ネオリベラリズムの精神分析―なぜ伝統や文化が求められるのか (光文社新書)

ネオリベラリズムの精神分析―なぜ伝統や文化が求められるのか (光文社新書)

 偽日記さんのブログ(8月15日)を読んで知ることが出来ました。樫村愛子さんの新刊・光文社新書です。

この本は(「あとがき」でも東氏の動物化論の乗り越えという言葉がみられるが)、ポストモダン以降の社会の有り様を、いわゆる「動物化」とは別の可能性として考えるために必要な(社会学というよりも)「哲学」を提示することが目指されているように、ぼくには思われた。(精神分析というと、すぐに、逆説的でシニカルな議論だと思うのは、たんなる思い込みだ。)

 こんな風に書かれると読みたくなります。