恒常性/再帰性か、
ネオリベラリズムの精神分析―なぜ伝統や文化が求められるのか (光文社新書)
- 作者: 樫村愛子
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/08
- メディア: 新書
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この本は(「あとがき」でも東氏の動物化論の乗り越えという言葉がみられるが)、ポストモダン以降の社会の有り様を、いわゆる「動物化」とは別の可能性として考えるために必要な(社会学というよりも)「哲学」を提示することが目指されているように、ぼくには思われた。(精神分析というと、すぐに、逆説的でシニカルな議論だと思うのは、たんなる思い込みだ。)
こんな風に書かれると読みたくなります。