2008/6/8/昼下がり

ロスジェネ 創刊号

ロスジェネ 創刊号

昨日、10チャンネルで放映された「たかじんのそこまで言って委員会」で、ゲスト出演した『ロスジェネ』編集長の浅尾大輔は、たかじんを始めとしたパネラー相手にどんな立ち回りをするのかと、テレビの前に陣取ったが、浅尾さんはブログで拝見するイメージよりはうんと、強かで、間も良く、柔軟性に富んで切り返しも見事でした。「ロスジェネの由来は知っているか?」と、金美齢さんが意地悪質問していたが、「You are all a lost generation」の根元が感じられたら枝葉末節は気にしなくて良い。
金さんの蘊蓄に素直に頷いていた浅尾さんは、強面の、「わては勝ち組や」と基本は「自己責任論」を展開するパネラー達を巧妙に一蹴した感じで、たかじんは勿論、辛坊治郎、 パネラー達も浅尾さんに好感を持ったでしょう。大成功と言っていい。
テレビ出演は最初にして最後と言っているけれど、どんどん出て欲しいですねぇ。茶の間に受け入れやすい優しさ、可愛さがあります。浅尾さんのブログで番組終了後、新大阪に帰る、タクシー運転手とのやりとりをブログアップしていますが、じ〜んと訴えるエピソードです。
ところで、三宅久之が発言中に、辛坊治郎が「チェンジ!」と叫んで来週のゲストは橋下府知事だとのことです。橋下知事の維新プログラム案に対する本音を引き出して欲しいです。辛坊さんは、別の番組で、府知事から道州制導入と国からの財源譲渡しか最終的な解決策はない」という言葉を引き出していたが、このことを再三、確認してもらいたいと思います。来週も楽しみです。しかし、たかじんはなかなかやりますね。(http://d.hatena.ne.jp/kuriyamakouji/20080608/p21title
だけど、この番組が始まる前に秋葉原で忌まわしい事件が起きました。(http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20080609-369959.html)
前のプロフィール一行で、「若者を見殺しにする国」は、「老人を見殺しにする国」でもあろう。生産点、消費点でないもっと広い視界で「働くこと」、「生きること」を考えたい。と書いたが、肝に銘じたいと思う。
 参照:【秋葉原無差別殺傷】人間までカンバン方式 - 何かごにょごにょ言ってます
PHPウェブログシステム3/ネットマニア