屁爆弾さん、記憶(7)

アビシニアのランボー

アビシニアのランボー

女たちへのいたみうた―金子光晴詩集 (集英社文庫)

女たちへのいたみうた―金子光晴詩集 (集英社文庫)

こちらにコメントしているさわこさんは、確か僕たちに屁爆弾さんを橋渡ししてくれた人だと思います。
さわこさんはモロに「けいはんなの人」(大阪、京都、奈良)でミクシィ内でのさわこさんと屁爆弾さんのやりとりは面白かったと言う記憶があります。
ただ、さわこさんは、表のブログを管理していないので、僕のブログでしかその関西弁の軽妙さを窺い知ることが出来ませんが、こんな記事を発見しました。
http://d.hatena.ne.jp/kuriyamakouji/20051017
本記事のコメントをちょいと紹介

さわこ 2005/10/17 21:46
あれっ、「御寮さん」になっているの発見!恐れおおうございます。品ようせなあきまへんなぁ。そういえば、子どものころよく「あかんたれ」ごっこをしたものです。小山明子の御寮はん、志垣太郎の丁稚。「なんというあかんたれやろ!」「御寮はん、堪忍だす、わてが悪うございました。きっときっと浪速一のあきんどになってみせます〜ヨヨヨ」というのを役割を交代しながら演じる遊びでした。

kuriyamakouji 2005/10/17 22:35
このドラマは覚えている、志垣太郎、小山明子って。御寮さんに変えたのはあの日(S夫人と書いた日の翌日でした)からすぐ。
屁爆弾さんのところで、マニアックなやりとりをしていますね、諸星もいいけれど、金子光晴も面白い。ちょうど手元に平岡正明解説の『アジア無銭旅行』があります。=金子光晴カサノバ型の蕩児ではない。まして女を食いものにする村岡伊平治みたいな女衒ではない。逆だ。背筋をスッとのばした思想的な偉丈夫であり、刺青を描写しても肛門を描写しても下卑たところがちっともない。泥にまみれても品位がある。品位=有効性の上にあるもの、というのが本多秋五の卓抜な定義である。南支(上海)からアビシニアまで、なまあたたかく、猫のゲロの中で半分溶けている魚のようなアジアをさまよいながら、金子光晴の偏奇に品位があるのは、手指の先まで張りつめた覇気による。=(p279)屁爆弾さんは男の人でないけれど、エロ・グロを語っても不思議な品位がありますね。
そこが面白い。やはり両性具有者の趣があります。
あれ、屁爆弾さんのところでなく、こちらで書いてしまった。失礼!
皆さんの熱いやりとりの中で中々闖入する隙がなかったので、思わずこちらで書いてみました。
神輿はいいですね、来年、神輿保存会を立ち上げるので一緒にやらないかと声をかけられましたが、考えておこうかな…。

屁爆弾 2005/10/17 23:15 クシャミが出たので「うぬぬ?」と嗅ぎつけたら、葉っぱ64さんのところで肛門談議が!困りますね、私にナイショでそんな面白い話をされちゃあ(笑)。金子光晴の話題を提供してくださったのはとみきちさんなんですが、金子さんは私も好きです。肛門の話は多かったけど、やはり詩がいいですよね。『落下傘』という祈りの詩がとても好きだなあ。で、葉っぱ64さんは秋祭りに参加してらしたんですね。リラクゼーション・テクニックのひとつにも「大きな声を出す」というのがあるくらいだから、声を出すのは確かに体にいいんでしょうね。気持ちいいという感じはわかるような気がします。

さわこ 2005/10/17 23:37 『アビシニアのランボー』。しばらくうちに転がっていましたが、夫も私もちゃんと読んでなかったりして……。詩的感性の欠如でございます。

kuriyamakouji 2005/10/18 20:40 『アビシニアのランボー』著者:アラン・ボレル:訳川那部保明発行:東京創元社ですか、知らなかった…。

kuriyamakouji 2005/10/18 20:49 ランティェ叢書の本書では「落下傘」に並んで「女たちのエレジー」が収録されています。

  女たち。/チリッと舌をさす、辛い、火傷しそうな/野糞。