サラバンド
ベルイマン監督の『サラバンド』を九条にあるシネ・ヌーヴォで見ることが出来ました。こういう映画はやっぱし、僕にとってたまりません。似たような感動の質を考えるとダルドリー監督の『めぐりあう時間たち』を思い出す。何故かこういう映画が好きですね。でも『ある結婚の風景』を見ていないのです。この映画を見てコメントを書きたいですね。今年88歳となるイングマール・ベルイマンが85歳の時に撮ったのでしょう。何と瑞々しい映像であることか、女達の美しいことか…。
緊急告知!ネットラジオ♪が始まった
再三ここでも書いていましたが、武田さん、粥川さん、赤木さん達が、ジャーナルな声を届けようと、ジャニーズに負けない美声でしゃべくっています。僕はこれから、ランチオフ会で出かけるので、頭しか視聴していませんが、とても、いい感じです。夜、ゆっくりと、聴いてコメントを書きます。これは僕にとって素晴らしい誕生日プレジェントだなぁと、勝手に愉しみます。
追記:コメント♪粥川さんが映画『ダーウィンの悪夢』で、夜警のおじさんの日当が一ドルで、それでも仕事があるからまだましと、毒を塗った鏃を示しながら戦争がこの貧困から抜け出る手だての一つになりうるとの映画のワンシーンを指摘していましたが、僕も赤木さんの「現代の貧困」の一節を思い出しましたね。
何ともやりきれない話でした。やりきれない映画ですよ。抗ガン剤と地震予知の話もその通りだし、数字の確率なんて気にしたって仕方がないと吹っ切れるようにしています。抗ガン剤のことについて担当医に訊いたら、ちゃんと効くならば、最初から処方しています。だから、あなたの場合は今の皮下注射、投薬を継続して、それでもダメなら、別の投薬、それでも効かなくなったら、最後の処方箋が抗ガン剤だと言われました。でも、それは治癒ということではなく、ちょいとした延命効果でしょう。この試聴は粥川さんがネタを色々と仕込んでいましたね。
★♪JCcast
http://www.journalism.jp/podcasts/2007/01/post_1.html
journalism.jpが配信するPodcastです。
第0回(創刊準備号)
参加メンバー
・武田徹(ジャーナリスト・評論家・東京大学先端研特任教授)
・粥川準二(ジャーナリスト・社会学徒)
・赤木智弘(ライター・フリーター)
孤独な二人の肖像
東京の友達からメールが来て知ったのですが、『早稲田松竹』は二本立てなんですね、懐かしい!昔は二本立てが普通だったんだよね、シルバー料金で千円なのかなぁ…、
それにしてもその二本立てが、『太陽』と『ヨコハマメリー』なんです。東京近辺の在住の方で、まだ見ていない方にオススメです。1月20日〜26日までですね。劇場のスタッフがこの二本立てにキャッチコピーをつけているのですが、『孤独の肖像』って、うなってしまう。この二作を続けて見ることによって、思わぬ相乗効果があると思う。
ヨコハマメリーさんが横須賀時代に何て呼ばれていたか知っていますか、それは、この映画を見てのお楽しみです。横須賀って言えば小泉さんです。僕は60年代にこの街を初めて訪れた時、懐かしいと思ってしまいました。僕の生地の呉にそっくりだったのです。旧軍港都市は似たような匂いがあったんでしょうね。
そうそう、ヨコハマメリーの方は何と、バレンタインデーにDVD発売ですよ、
チョコレートの代わりには多分ならないけれどね…。