JCcastで聴く

第40回 研究不正、プラシーボ、岡崎市立中央図書館
http://journalism.jp/podcast/2010/11/40.html
今回のJCcastは旬な僕の関心どころとも重なって面白く拝聴しました。
臨床の現場では、(1)患者自身の自然治癒力、(2)実薬効果、(3)偽薬効果、(4)ホーソン効果の処方で治療が行われているのでしょうが、結果として30%位の確率ではなくて、せめて丁か半の50%の確率は欲しいよね。偽薬(ブラシーボ)だけでの30%の効果はあるらしいから。
そう言えば、入院中デイルームで会った転移して抗がん剤点滴を処方している患者が僕に話しかけて来て、医者に抗がん剤のリストを提示され、選んでくれと言われた、「分かるはずはないじゃないか」
僕の場合は今のところ選択肢が一つしかない抗がん剤だけど、沢山あっても悩むよね。でもどれを選択しても似たような確率だろうと言う気がしないでもない。