ビッグイシュー

ショーシャンクの空に [DVD]ロレンツォのオイル/命の詩 [DVD]ベルリン・天使の詩 [DVD]未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告― (岩波新書)図書館に訊け! (ちくま新書)おもしろ図書館であそぶ―専門図書館142館完全ガイドブック (毎日ムック)かんこのミニミニヤング・アダルト入門〈パート2〉―図書館員のカキノタネパーティーガール【字幕ワイド版】 [VHS]
ビッグイシューを久し振りに購入しました。現在発売されている号でなく、前号(25号)に図書館を使え!っていう特集記事があったのを思い出し読んでみたくなったのです。ビッグイシューはホームレス支援の雑誌といわれ、記事内容は二の次と思われがちですが、とんでもない!ときたまとても興味ある記事を掲載するのです。
今回、この特集記事で取り上げられた図書館は“ニューヨーク公共図書館”、“目黒寄生虫館”、“大阪市立中央図書館”、“国会図書館関西館”、『図書館に訊け!』(ちくま新書)の井上真琴が勤務している“同志社大学図書館”、赤木かん子の図書館利用術などの記事が掲載されている。
ユニークな記事は「映画のなかの図書館たち」で、ランダムにちょいと紹介してみます。
ヴイム・ヴェンダースの『ベルリン・天使の詩』はハンス・シャルーンが設計した「ベルリン国会図書館」が登場する。天使が棲むに違和感のない図書館ですね、ちなみに僕は映画を観てめったにパンフを買わないのに、珍しくパンフがありました。余程、リアルタイムで観た時、感動したのでしょう。
『ロレンツォのオイル命の詩』は実話を映画化したものですよね、この映画に登場するのは医学系の専門図書館です。難病に冒された息子を救うために、医学の素養のない夫婦が猛勉強を始める、その舞台が専門図書館なのです。ぼくはこの映画をみて物凄く感動しました。そのとき思ったのはカルテ開示、情報公開の問題以前に、一般の人が気軽に利用出来るような医学専門図書館が大学の付属病院内に設置されないものかということです。
ゴーストバスターズ』はニューヨーク公共図書館です。幽霊と図書館とは相性がいいですね。
『パーティーガール』は見ていないのですが、図書館司書必見の映画みたいです。マンハッタンの下町で遊び呆けるメリーが十進分類法の図書整理法に意外な才能を見出し、図書館司書として成長していく過程をドラマにしたものらしい。レンタルにあれば見てみたいですね。歌って踊る図書館司書なら、このサイトを訪問してくださっています。
邦画の『LoveLetter』は学校図書館と市立図書館が舞台で図書カードがキーワード。『ショーシャンクの空に』は刑務所図書館が舞台。『ある日どこかで』、『ペリカン文書』、『ターン』が紹介されています。どうです、200円の雑誌としては優れものでしょう。