村・街つくり、子育て支援

世界に学ぼう!子育て支援―デンマーク・スウェーデン・フランス・ニュージーランド・カナダ・アメリカに見る子育て環境「子育て支援が親をダメにする」なんて言わせない歴史からみる日本の子育て―子育てと子育て支援のこれからを考えるために (21世紀保育ブックス)
 前日のエントリーに続くのですが、偽日記さんの?シミュラークル的広告郊外?「においのある都市」?「ヤンキー的な世界」を赤木さんのこのブログで再三書いていたA:富裕層/B:正規雇用者層/C:非定期雇用者層とリンクさせれば、?も?も志向性が回路は違うけれど?に結果として向かっている。そうではなくて、?、Aはどうでもいい、敬して遠ざける、ゲットキーパーに守られた囲い込みを欲するなら、どうぞとして隔離させてあげる。保存地域にさせてあげる。観光地にさせてあげる。問題は“日々の暮らし”で、街つくり、村作りの中心はB層、C層、?、?が喧嘩しながらも仲良くしなければならない。例えば、なかなか定職がなく時間が余っているC層の若者たちに自治会、町内会の仕事をやってもらうとか。登校拒否している若者に地域活動をやってもらってもいいではないか、勿論、藤原和博校長のところみたいに、?の住民が学校教育の現場にも参加出来るシステムをつくるとか。
 先ほど、子育て支援を積極的にやっている村とし下條村がテレビで紹介されていたが、中学生まで医療費が無料なんですね、図書館も完備している。人口が増えているんですって、一番、びっくりしたのは道路なのど公共事業で、住民のみなさんがボランティアで土方作業をしていること。道路工事の機械は村で提供して実際の作業を住民でやっているのです。もし、僕の街でかような方式をとってくれれば、額に汗して土方作業をしてあげますよ。道路舗装の要望は多いですからね、問題は費用でしょう。住民参加で解決出来る部分があるのです。
 あと、子育て支援の実現で効果をあげているフランスに事例を放映していましたが、子どもを産みたい、育てたい社会環境つくりは「やる意志」があれば出来るんだなぁと思いました。29歳から45歳までの働く女性の割合が増えているのに、出生率は上がっているわけです。育児休暇で休職しても3歳までは給与所得を保証したり、第二子には月額18000円の補助が支給され、第三子以降からその補助金が増えるわけですよ、三人以上になれば「大家族カード」が発行され、そのカードで買い物すれば、割引があったり、交通機関の料金が無料になったり割り引かれる。子育てが終わって職場に復帰すれば、前の地位と給料が保証される。
 なるほど、かような支援があれば出生率が上がりますよ。バカの一つ覚えみたいに「子を産め!」っというかけ声だけで、積極的に社会環境を整備しようとしないのは、無責任の極みだと言われても仕方がない。
 参照:下條村ホームページ
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20070124ok01.htm
両立支援のひろば
http://www.jiwe.or.jp/index.html
ソロス再帰性理論