福岡伸一♪動的平衡


 マイミクさんが『生物と無生物のあいだ』の著者、福岡伸一トークライブ(ABC)に行ってきて、そのコメントを読んだら、朱肉でサインしてくれたんだって、そこに、
動的平衡と書かれていた。この言葉は僕も大好きで、ハチマキか、はっぴか、Tシャツ、バッチにしたいくらい。
 今晩、23時のNHK爆笑問題に福岡さん、出演しますね。
 今、見終わりました。最高!福岡さんて、くいだおれ人形に似ているって、冒頭太田光が言っちゃったが、本当だぁ、先週の金曜日に道頓堀でお目にかかり、記念撮影を撮ったばかりなのです(笑)。
 しかし、話は哲学、宗教、科学と深く、多岐に渡り、それらは結局、「文体の問題」だと言う。エントロピーの増大に抗う生命現象は、破壊に向かうどんずまりに一歩先んじて、自らを破壊さすことによって一回こっきりの秩序を得る。その時、その場で現れるもの、もし、ヒットラーのクローン人間を作り出しても、今、この場では、パチンコのオヤジとして出現するかもしれない。そんなことを太田光は言っていましたね。
 この番組は面白い、まさに、知は人を自由にさせてくれる。
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)