<私的>マッピング
番号 | 名前 | レファレンス機能 | 蔵書機能 | 付記 | |
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1 | 「図書館」 | ◎ | × | 本の相談ダイアル | |
2 | 「蔵書館」 | × | ◎ | 矢祭町のは「蔵書館」? | |
3 | 一般図書館 | ○ | ○ | 通常の自治体の図書館 | |
4 | 専門図書館 | ◎ | ○ | 大阪社会運動資料センター | |
5 | メガ図書館 | ◎ | ◎ | 国会・中央・有料図書館 |
★ところで、ミクシィの 『図書館で本を借りる』のコミュで、僕は『蔵書館と図書館の違い』というトピックを立てましたが、そこで、コミュの管理人の方がレファレンス機能を持つものを「図書館」とし、とりあえず広く蔵書を有する機能を「蔵書館」、そして、一般的な図書館をカギ括弧なしの図書館と分かりやすい定義付けをしてくれました。
「専門図書館を語る」で言われる図書館は、「レファレンス機能」に特化した図書館だと思うのですが、蔵書もそこそこある。通院している病院内に図書室が出来たのですが、レファレンス機能は全くない。これこそ、蔵書館と言いたいが館ではなく文庫ですねぇ、それで全国から寄贈本を集めて図書館をつくった矢祭町のが(2番)「蔵書館」に相応しいかもしれない。
「メガ図書館」に有料の会員制図書館六本木ヒルズのものや、大宅荘一文庫も(5番)に入れました。そんな迷走で、僕はかような頭の整理をしたわけです。
僕の知り合いの児童図書専門店ですが、今は店舗を閉鎖して読者ネットワークで、児童書の相談ダイアルみたいなものですが、オーダーを聞いてそれから、本を仕入れるということをやっている人がいます。(1番)はまさにそのような図書館でしょうねぇ。(3番)は身近な地元の図書館です。今回大阪府で問題になっている図書館はどうも、(4番)だと思うのです。(5番)のメガに吸収したり、(3番)(2番)に資料を分散していいのかどうか、そこが問題のポイントだと思う。