歩いても 歩いても



天満橋の情報プラザに寄りました。今日が最後の日だったので、みなさん、元気?かと思いましたが。僕より元気でした。一時間ほどお邪魔して、梅田ガーデンシネマで大好きな映画監督是枝裕和の『歩いても 歩いても』を見るべく、14:05の上映に間に合うように、昼飯も食べないで御堂筋を「歩いて、歩いて」、汗だくになりながらたどり着きました。
そしたら、予想外の事態。昼間の平日なのに、超満員で、立ち見で良かったらとスタッフはおっしゃる。びくりしました。もう、予告編の広報が始まっていましたが、本当に館内は一杯でした。
先日、地元のシネコンはがらがらだったのに、何という違い。
単館ロードショーにかかるような映画をシネコンもどんどん上映するようなことをしないと、ヤバイのではないかと思いました。
タイトルの「歩いても 歩いても」はブルーライトヨコハマからなんですねぇ。
それはそうと、相撲取りの黒姫山って知っている?
もちろん、僕は知っているが、今、はっきりと顔が思い出せない。う〜ん。
帰宅して読売テレビの「ニューススクランブル」を見ると、橋下改革の第一弾として廃止になった情報プラザがニュース報道されていました。昼間あったスタッフの方が書棚を背景に登場して、今回の事態のナットクのゆかない強い思いを明快に語っていました。
id:Arisanさんが、文化と「必死さ」 - Arisanのノート橋下知事の「必死さ」について書いてましたが、結果論から「必死」さを図るメジャーはどこかオカシイ。「必死さ」はメジャーを逸脱するもので、時間をも超える。文化とは本来そういうものでしょう。
おそらく、こちらのスタッフは必死さにおいて人後に落ちない。だけど、かような制度設計において「必死さ」という感情を持ってくることの違和感がそもそもある。