赤木智弘/この街が戦場に

希望は、戦争?blog 〜「丸山眞男」をひっぱたきたい Returns〜のブログが久しぶりに活発な応酬をしている。
原子力戦争は、最も現実的たらんとすれば理想主義的たらざるをえないという逆説的意味を教えている」(丸山真男と広島より)

コメントでid:yamazakuraさんが、「希望は戦争」に賛同する人は、「日本で」戦争が起きてくれないと意味無いと考えてるから無理じゃないですかね〜。って書いているけれど、確かに戦争を端から、他国でという思い込みから発言している場合が多い。この国が戦場になることで、ひょっとしたら流動化が生まれ、希望が生まれるのではないかというのが、そもそもの赤木論文の石投げだったのでしょう。極論すれば、侵略ではなく侵略されることで希望の一歩が生まれるんではないかという逆説があるんではないかと思う。その限りにおいて、非武装憲法九条を死守することはとても意味のあることかも知れない。少なくとも侵略戦争は出来まい。万が一、侵略されることになっても、野坂昭如焼跡闇市からの出発っていうことでしょう。それが平和を死守することの代価として高く付いても、新たな再生のはじまりにはなる。受難があっても…。希望の萌芽があるかもしれない。
http://d.hatena.ne.jp/t-akagi/20080810/1218369971