移民に国を開こう?ポニョ♪

kuriyamakouji2008-12-01

◆隔月誌『オルタ』の最新号が発売になりましたねぇ。今回の特集は「労働開国」とのことです。。しかし、“移民1000万人受入れ”にしたところで、農業問題も似たような事情があるとおもうけれど、この国の根幹にかかわる問題で、余程の信念がないと出来ない。タラの話になるけれど、自民党中川秀直を総裁に推していたら又、局面は変わっていたのかなぁ。
今日の毎日新聞夕刊に石川好が、「移民に国を開こう」という「読ん得」記事を書いている。♪http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081114dde012040020000c.html
茂木健一郎が『俳句脳』で脳を俳句脳にする行為と一瞬の行為をクオリアに永遠に留めようとすることとの類似性について書いていたが、マルチカルチャリズム(多文化主義)の構成要素として俳句は十分な資格を持つと気宇壮大なことを言っているのが面白かった。
「多文化・多民族共生」と「格差/貧困をめぐる議論」の連立方程式は今回の金融危機において露呈した焦眉の急かもしれない。まだ、『オルタ』2008年11・12月号を手にとっていないが、どんな切り口で「労働開国?─移民・外国人労働者・フリーター」の特集を編んでいるか楽しみです。

ここにきて、外国人労働者や移民受入れへ向けた動きが活発化している。6月に自民党のプロジェクトチームが1000万人の移民受入れ提言を首相に提出。去る10月には経団連が、やはり受入れへの転換を強く促す政策文書を発表した。ともに人権尊重と民族の平等など「多民族」「多文化」共生を掲げながら、タブーとされてきた外国人労働者の導入を強く主張している。
いよいよ本格化する少子高齢化労働力人口の減少を控え、もはや国籍に関係なく日本経済/社会に資する人材の優遇へと舵を切ったかのように見える。こうした形での受入れにどう対峙すべきなのか。あるいは研修生問題や非正規滞在者排除など、いまここの外国人問題は、「格差」「貧困」の議論といかなる関係にあったのか。グローバリズムナショナリズムの交差する場から、新自由主義体制下の“多文化”や“平等”を考える。
詳細・購入・販売店一覧など
http://www.parc-jp.org/alter/index.html

日本経団連の移民受け入れ策は亡国の政策:森永卓郎氏が提言しているのは、内需拡大のタメに高い付加価値を付ける頭(脳)を使った製品の開発だと言うわけですが、これなんかも「俳句脳」と言えなくもないのでしょうか?茂木せんせい。
ポニョもマルチカルチャリズムを体現するもので、俳句脳が生んだ普遍性のあるキャラかもしれない。