毎日新聞夕刊(大阪8/24)を読む

内田樹の『核武装は「先軍主義」への道』

ミサイルが撃たれるかもしれないから、こちらもミサイルを作って撃ち返そうというのは、武道的には「後手に回る」ということです。あらゆる場合に「先手を取る」のが武道の要諦です。なぜ、ミサイルを撃ち込まれるような事態に立ち入らないように外交努力をしないのか。不測の事態が起きないように、それに先立て、使える限りの「資源」を使って方策を尽くすというのが本来の国防ではないんですか。

と内田さんはインタビューに答えているが、まっとうな答えでしょう。ただ、方策を尽くしたという見切りをしている人が少なからずいるということではないか。
http://mainichi.jp/select/wadai/heiwa/talk/news/20090824ddf012070005000c.html