ジャーナリズムいいとも!

2011年 新聞・テレビ消滅 (文春新書)

2011年 新聞・テレビ消滅 (文春新書)

夕食の自分で作った豚生姜焼きを食べながらNHKのクローズアップ現代「変わる巨大メディア・新聞」を視聴する。宅配制度と再販維持制度に支えられて、アメリカに比べて相対的に広告の依存度の低い日本はまだ余裕があるみたいですねぇ。
アメリカでは収入の7割が広告収入なのに日本は逆に7割が販売に依存しているわけです。でも、それも急激に崩れ去ってゆくのではないか、偶々、ネットで内田樹ミドルメディアの時代を読んだが、紹介されていた佐々木俊尚の『2011年 新聞・テレビ消滅』(文春新書)は未読ですが、最早来年の出来事ではないですか?
問題は、新聞・テレビが消滅してもジャーナリズムが消えることだけは困る。従来型のマスの新聞・テレビに変わるべきジャーナリズムがどういうカタチで萌芽しているのか、僕には具体的にイメージが沸かない。
ただ、スタジオゲストの立花隆が社会がジャーナリズムを欲しているなら、消えることがないと言っていたが、でも、そこが問題なんだと思う。しかし、タモリの番組はいまだに続いていますね。