また、君にリスペクトしている♪

朝からネットで読みたいものが目白押し。
茂木健一郎氏から斎藤環氏への手紙が公開されました。
http://sofusha.moe-nifty.com/series_02/2010/04/4-0214.html#more
茂木健一郎 クオリア日記: 打てば響く
福岡伸一氏の動的平衡について考えて見る。
富士ゼロックスの隔月誌『GRAPHICATION no166』の特集は「理系と文系の間」なんですが、
福岡伸一のインタビュー記事がありました。それによるとファーブルを一番最初に日本に紹介したのは、アナーキスト大杉栄なんですねぇ。彼はファーブルの『昆虫記』を刑務所に入っているときに訳したけれど、途中で惨殺されてしまったので、一巻しか出版されなかったのです。
「生命」を全体として捉えようとすると、いわば、理系・文系のフレームを越えて想像力を羽ばたさなくてはならない。「万物は流転する」(ヘラクレイトス)。命は流れている。そして、流れながらもなんとか「同一性を保っている」不思議。
●偽日記さんの日記より。

●「現代思想」の 1997年4月号(特集・アフォーダンスの視座)を書棚にみつけた(訂正、2月号でした)。これはぼくの人生を変えた一冊といってもよいようなもので、樫村晴香「言語の興奮/抑制結合と人間の自己存在確信のメカニズム」が載っている。これはウェブ上でも読める(http://www.k-hosaka.com/kashimura/kashi.html) けど、雑誌に縦書きされているほうが読みやすいし、何より、ウェブ版にはない重要な図が載っている。ここに載っている『頭の「内側の外部/外側の内部」を貫流する口腔-聴覚のループ』という図は、この論文が難しすぎて理解できないとしても、ただこの図を見るだけで、ものすごく多くのことが語られているのを聞くことが出来る。ぼくがいままで書いたもののほとんどはこの図が出発点になっていると言っても過言ではない(『世界へと滲み出す脳』というタイトルは、要するにこの図を反転させているわけだ)。ぼくはこの13年間ずっと、この論文のこと、この図のことを考えつづけている。
うちにある「現代思想」はもうずいぶんボロボロで、本としては解体されてページがバラバラに分離してしまっているので、この機会に新しいきれいなやつが欲しいと思ったのだが、こういう貴重なものを独占しようとするのがもっともよくない考えだと思い、この本が届くべき人のもとに届きますようにと思いながら、書棚に返した。
http://d.hatena.ne.jp/furuyatoshihiro/20100404

小田光雄氏の出版状況クロニクル 23 (2010年2月26日〜2010年3月25日)
http://www.ronso.co.jp/netcontents/chronicle/chronicle.html
http://www.twitlonger.com/show/n81fm
定型と批評性 - 内田樹の研究室