深夜の病棟から鳩が鳴く

かって「希望は、戦争」と「ペン爆弾」を屁のごときかぐわしさで論壇デビューした若者がいた。
彼のメッセージは様々な誤読、誤配達で届けられて、この国のペンで生業する文化人達の間にも論争を巻き起こし「見えなかった若者達」が人びとの眼に見えるようになった。
彼が「希望は、暴力装置」的言説で一生懸命言いたかったことは、
「希望は、ペン(言葉)」であり、ペンのみが人びとを繋ぐ「希望」と言う奇蹟の回路を差し示したかったのだ思う。
堺利彦黒岩比佐子も「こころざし高い」言論人は僕達の胸中に希望を植え付ける。
抗がん剤の副作用のためか、4人部屋の深夜に「屁」の協奏が響いています。
鳩の眠りを妨げないように。
苦クール、ククール♬♩