週刊ダイヤモンド/現代/東洋経済新報


[字幕付き]http://youtu.be/-65T-ZqINwI
色々とわからないことがあるけれど、「送電と発電の事業を完全に分離」して送電を完全自由化にするのは大賛成です。
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http://d.hatena.ne.jp/eirene/20110512/1305156989
原発をやめても電力不足は生じないもほぼ間違いないでしょう。にもかかわらず、政府、推進派などは原発にこだわる本当の動機を「本音発信」すべきだと思う。「電力不足」「計画停電」のリフレーンでは説得力ある説明になんない。自主独立、安全保障のためだと言う「妄想」の方がまだしも説得力があるような気がする。
武田徹の『私たちはこうして「原発大国」を選んだ』(中公新書)の1980年論の章・「清水幾太郎の『転向』――講和、安保、核武装」が一番、面白かった。もし、原発を科学的、政治的、哲学的に考察して本気で原発を選択すべきだと思うのならせめて清水幾太郎並みの論陣を張ってもらいたい。今週の「週刊現代」(5・21)で田原総一郎金子勝が対談しているが、こんなやりとりをしている。

田原 原発の現場作業というのは譬えて言えば運動会みたいなものなんですよ。ボルトを締めるにしても、のろのろやっていたら被爆するから、ヨーイ、ドンで行って、アラームが鳴り始める前に戻ってこないといけない。だから今回、1号機の建屋の屋根が吹き飛んだのも、ボルトの締め付けがいい加減だったからじゃないかと言われている。
 もう一つ、いま現場で一番問題になっているのは防護服なんです。日本で使われているのは、じつはインチキ防護服で、本当に放射線を防護する機能を備えている防護服はアメリカが持っている。それこそ核戦争を想定した防護服ですからね。それで、日本はアメリカに防護服の提供を求めているけれども、まだ届かない。
金子 最高の軍事機密だからアメリカは出したがらないんですね。

まあ、そんなもんでしょうねぇ。発電はともかく送電網を完全自由化にすればそんな「妄想装置」の入り込む余地はなくなっていくでしょう。
id:n-291さんところで「ケインズハイエク」の笑える動画がありました。
追記:◆福島原発事故収拾を任された英雄たちの真実: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
   ◆http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/8e15f2f7129659c4d5fde05e14000c13