連日のY氏より

布団の中でIphoneの音したので取り上げるとY氏からの連日メール送信。
余程、頭にきたのか、ハイテンションの怒りになっている。引用コピペします。

原発再稼働を再考せよ
おはよう。昨晩、大飯原発に政府は安全、必要宣言を出した。腹がたって寝つきが悪かった。ところで昨日のメールと同時に書いた比較的、冷静なる文のつもり。お手数ですがオマケのつもりで読んでみて候。現状の日本は東北大地震を始点として、活発な地震活動期に入っている。それらに関して様々な研究会や専門家から、科学的予見が出されている。にもかかわらず政府も電力会社も原発再稼働にしゃかりきになっている。本当に見苦しい人間模様だ。再稼働ありきゆえに枝野幸男など二枚舌、詭弁を弄して屁理屈の限りを尽くしている。東京電力経済産業省は動かし難い数字のデータまで恣意的に使い回しているのだ。こんな現状では福島原発事故の悲惨を現在進行形で体験している国民に政府や電力会社を信頼する気など、さらさら持てない。福島原発事故検証も出来ておらず、大飯原発の安全性もペーパー上だけで、肝心な安全施設(免震管理棟、ベントのためのフィルター設置、防波壁他多数)が3年後に完成予定だなどと心もとない限りである。そんな事実に目をつぶり再稼働にゴーサインを出そうとしているのだ。だいたいエネルギー問題の本質を政府は本気で思考はしていない。野田の頭は消費増税いっぱいで、今いちばんの重要課題、原子力エネルギー問題を全くスルーしている。結局は「命」より「金」にしか関心がないのである。まことに暗然たる感がする。当時国でもないドイツがあと10年後に原発ゼロにする賢者の国民政治を目指すのを見るにつけ、福島原発事故当時者である我が国の政治のあまりの劣悪、貧困さは目をおおうばかりだ。そもそも、こんな地震大国、日本に原子力の平和利用の美名のもと、原発安全神話を刷り込まれ、気がつけば狭い国土に54基もの原発が作られていた。そして今回の原発事故から、地域独占の電力会社が、いかに政治や産業界、メディアまで侵食していたかを嫌という程、知らされた。なのに当事者達は、それらの事象への反省のカケラもなく、まだ政府や業界とズブズブの関係を続けている。おまけに私企業のくせに国民の税金を無心して平然としている。被災者救護の大義のもと、政府も気前よく金(税金)を出している。何の口出しも基本的に出来もしないのに、いやしようともせずにだ…こんなうまい商売は世界中でどこをさがしてもない。この日本の電力業界くらいだけだ。結論から言えば資本主義社会の原則である自由競争で、地域独占を排除し、発送電分離をする事、百歩譲ってどうしても暫定的に原発稼働が必要なら、まず電力会社を国有化すべき。(原発稼働無しでもおそらくエネルギー問題はクリアできるだろうが)いろんな課題はあるが、大切な事はエネルギーを原子力に頼らずに方向転換する意志と行動(自然エネルギーに本気に舵取りをすれば10年かかるところを5年で達成する技術力が日本にはある)そして今夏の電力不足も工夫次第で、昨年同様どうにでもなる。原発しがみつきの既得権者に政治家もメディアも国民も覚醒しなければ、日本の将来は無い。そして何も変えられなければ世界中から軽蔑の眼差しにさらされ笑い者になる事、間違いなしである。