あやしげいべんと:会場Calo Bookshop and Cafe

大阪、京都での本好きな方達のイベントを紹介します。
★書店員ナイト・開催:大阪西区江戸堀1-8-24若狭ビル5階:12月13日(月)20:00から2時間程度:会費:500円(1ドリンク付)
♪ひょっとして、本の語り部南陀楼綾繁さん”が参加の予定らしいですね、予約なしにダイレクトに来店すればいいみたい。図書館員、本屋関係でなく、本好きな方なら、誰でも気楽に参加出来るみたいですよ、
恵文社一乗寺店「冬の古本市」
期日:12月21日〜1月3日(元旦のみ休み)
場所:恵文社一乗寺店・ギャラリーアンフェール
☆その他、神戸など、色々のブックイベントが盛り沢山です。

年間売上げ二兆円っていう出版物の小さなパイを狭量で販促戦略をたてるのは、あまりに哀しい。このことについて、言及すると、長々しくなって、聴いて貰いたい版元さんはどうせ、馬耳東風だと思うのでやめますが、具体的に、たった一つ言っておきたいことは、例えば、5千部から一万部売れる本を一点でも多く開拓してもらいたいという事です。二極分化を助成するような出版戦略は自業自得で、中流層崩壊と同じ様な破綻を招くということです。強い意志で、「そこそこに売れる本」を売り続ける。何十万部っていうベストセラーズが出たら、赤信号が点滅したと、思って臆病になる。その田口久美子さんですが、本書で“ライターズネットワーク特別賞”をもらったが、現場で30年以上も生ものとしての本の生態を発信し続けた御褒美でしょう。お目出度いことです。彼女は現在ライブで「書店日記」というサイトで発信しているが、最新版をロムすると、ジュンク堂池袋店はネットで、在庫確認できるサービスをやっているが、端末のデーターと実際の店在庫のズレとか、万引き、本が別の棚に移動したり、結構、トラブルが生じるらしい。折角、PCで確認して来店したのに、交通費と時間のロスはどうしてくれるとの、もっともなクレームである。ただ、ただ、平身低頭して謝るしかない。そうかと言って、来店する前に電話で確認して欲しかったとは口が裂けても言えない。
そんな接客の舞台裏を披露しているが、30年前では正社員一人当たりの担当坪数が10〜20坪だったのが今は、100坪だと言う。膨大な冊数を受け持っているのです。その一人の社員がアルバイト、パートを管理しながら棚運営している。そりゃぁ…、「マツモト・キヨハル」って右往左往するのは珍しくない。ただ、端末の変換機能で松本清張って、出てくるから、大きな傷にならない。でも、文芸関係の売上げはジュンクで全体の3%なんです。微々たるものなんですね。これを全国書店の文芸もの売上げに案分比例と雑な計算をしてみる。と、すると、二兆円の3%で、6百億円かな、全体で文芸関係の売上げは、こんなものなんだろうか、印税を7%として計算すると、40億円か、作家人口は何人だろうか、松井秀喜はいくら、もらっている?この計算はどこか、まちがっているかな?だいたいで、いい加減で計算したが、少なし過ぎる。誰か詳しい人がいたら、訂正してください。二足の草鞋を履かないで、書くことだけでは大変です。かって若手の有名作家が生計事情を雑誌で公表していたが、年収250万円稼ぐために、物凄いハードなスケヂュールをこなしている。そりゃぁ、大出版社、大新聞社、大学に帰属していれば、そんな生活の垢に塗れなくて済む。フリーランスの年金事情も過酷なもんです。話題が脱線しそうです。これまで、

フリーダ・カーロ/レメディオス・バロ

shohojiさんから、メール(7/11記)で下記のような探偵報告がありました。メキシコの女流アーチストたちに興味のある方はテキストとして、参照して下さい。

さて、ブログで話題になった、バロについて、コメントに書いたように、絶対なにか本をもっているはず・・・と、探しまくっていましたが、ようやく発掘に成功。本でなく雑誌で、メキシコの国立美術学校が季刊で出している、「MEXICO EN EL ARTE」の1986年秋号が、メキシコにおけるシュールリアリズムのアーチストの活動について特集しており、そこに、フリーダ・カーロレメディオス・バロ、レオノラ・キャリントン、アリス・ラオン、アンドレ・ブルトンルイス・ブニュエル、アントナン・アルトー、ベンジャマン・ペレ、などなどについて、それぞれがメキシコについて書いた文とともに紹介されています。

  • 追伸:shohojiさんの案内で、現代メキシコアート展の紹介がありました。でもEUなので、ネットで楽しんで下さい。画像も解説も丁寧なものです。pressのページをクリックすれば、情報提示されます。