2010-01-10 辻原登/許されざる者 レビュー 瀬戸内晴美の『青鞜』を読了したら、図書館からテルがあり、辻原登の『許されざる者 上・下』を読み始める。こういう大河小説はページをめくると止まらなくなるのです。例え、クリシェ的紙芝居であろうとも、物語の蜜液に絡みとられて、暫し、怠惰な読みに身を任す。 一昨日の病院の診察で山本周五郎の単行本が図書館のリサイクル棚にあったので、10冊近く病院の図書室に寄贈する。でも、書影は文庫しかアップされていないねぇ、単行本の書影が懐かしい。 僕のいたヨコハマの本屋では、山本周五郎の単行本は全点平積みしたので、単行本の書影をアップしたかったのに、残念です。