どちらも売れているじゃあないの

思想地図β vol.1

思想地図β vol.1

ジジィは現役の書店員ではないけれど、人文棚に「思想地図β」と切りとれ、あの祈る手を---〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話「切手本」が同居する棚は違和感がないと思います。まあ、僕は「文学」>「情報」であると言う大雑把な哲学は変わりないけれどねぇ。哲学も文学に包含されるから、天下無敵と言ってもいいかぁ。勿論、ここで言う「文学」は文壇、文芸界とはステージが違うものです。

しかし、岩崎夏海氏のもし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらは200万部でしょう。嫉妬するなら、岩崎さんに嫉妬して欲しい。

部数のこと?

保坂和志掲示板経由で知ったのですが、
佐々木中の「切手本」が三万部も売れたに衝撃を受けたと東浩紀ツイッターしているが素直に喜べばいいのになぁ。
佐々木中の本の売れ行きと自分たちの「思想地図」β(8千部)とのつながりを単に部数面だけでブツブツ言うのではなくて、
東さんのまとまった「佐々木中」評を聞いてみたいし、読んでみたい。
http://togetter.com/li/79807
年賀状のお年玉の抽選発表があったが、切手セットが二枚当たっただけでしたw。
参照http://booklog.kinokuniya.co.jp/fukushima/archives/2010/12/post.html

勘違いの京都歩き

早稲田文学増刊π(パイ)

早稲田文学増刊π(パイ)

昨日、映画『海炭市叙景』を京都みなみ会館で観るつもりが、日時を間違った。
朝一の10時に間に合うように9時にはもう到着して9時半に入場するように東寺にも参詣して早起きしての余裕だったのに、何と本日の日曜日は夕方の上映になっていましたw。アッチャ!
夕方には帰宅して夕食の準備しなくてはいけないからねぇ。
仕方がない、歩いて京都駅八条口まで出かけ、「T・ジョイ京都」というシネコン入っているショッピングビルに行き当たりそのまま、10時上映の和泉聖治監督、水谷豊の『相棒』を見てダラしなく楽しんでしまった。
久しぶりの京都駅周辺ですが、随分、変わりましたねぇ。映画館もなかったし、ヨドバシカメラにも寄りましたよ。
映画を見終わって大垣書店で『早稲田文学』の最新号を購入
佐々木中の小説『九夏前夜』を読みたかったのです。
でも、今日か、明日にでも単行本が発売されるのではないですか?
九夏前夜

九夏前夜