梅田を歩く、YAMATOか、

 ジュンク堂大阪駅前店が11月11日11時11分に300坪で開店との黒猫房主さん経由で知りましたが、今度寄ってみよう。これまた猿虎さんのブログで知ったのですが、11/11が猿虎さんの誕生日、そしてポッキーの日なんだ。でも実際にジュンクに行ったのは22日(火)でした。ヒルトンホテル内にあるので、看板もない。大阪中央郵便局の前にあるので立地は抜群、西梅田の再開発の一環なのです。
 僕が学生時代は西梅田には寄り付かなかったですね。もっぱら東梅田を徘徊していました。『チェック』、『バンビ』等のジャズ喫茶、タンゴ喫茶の『エネエネ』とか、『田園』とか、学生達にとってカッコウのスポットでした。関テレも近くにありましたから、梶本音楽事務所のチラシ配布のアルバイトもよくして、当時は今みたいにチラシを撒く人がが少なく御堂筋側に立って配りました。結構見入りのいいアルバイトでした。日銭が入ると、行きつけの喫茶店で半日以上を過ごす。学校は京都でしたが、大概は梅田で一時停止でした。徘徊エリアは東梅田です。今の東梅田はゲーセン、パチンコ屋が目立ち、風俗の店も多いみたいですね。三十年のキャリアを経て街が劣化したのでしょうか、三十年振りに東梅田を歩いてまず感じたことはバブル崩壊後の無残さが象徴的に露呈してしまっているということです。思い切った手術をしないとダメなんでしょうが、一度、変わってしまった街の風景を180度変えるのはムツカシイのでしょうね。
 大阪駅の北側にヨドバシカメラが出店して大成功していますが、西梅田エリアといい、北側の再開発が梅田の今後を占うキーポイントでしょう。東梅田は混沌モードで売り出すしかないのか、そんな棲み分けもいいかもしれない。
 ジュンク堂は『戦艦大和モード』でした。角川春樹提供の戦艦大和の模型が飾られていましたが、九十万三千円の「戦艦大和ミニチュア」が受注承りのPOPが出ていました。本屋さんがどれぐらいのマージンをもらっているのか知らないが、呉の大和ミュージアムは来館数が予想以上で大和のお蔭で街そのものが活気づいているらしい。老人会の人が最近、ここを訪問してプラモデルのセットを購入したと聞いています。制作まで二年かかる予定ですって、費用計算では十二万円、この二年間は頑張って元気でいなくてはいけない(笑い)。その完成の暁には老人会の面々に披露するとのこと。みんなその日まで元気でいなくてはならないですね。
 吉田満の『戦艦大和の最期』でない辺見じゅんの原作『男たちの大和』が映画化され12/17に公開上映されます。原作は昔、読んでいるのですが、手元に文庫がない、処分していますね。残念!どんな映画になっているか、でも佐藤監督の映画は一作も観たことがないんですよ。
参照:『生き残ったラストサムライ達』
連斬模型シリーズ「男たちの大和」 BOXタミヤ 1/700 スケール限定 日本海軍 戦艦大和 特別パッケージ 完成品1/250 戦艦 大和タミヤ 1/350 艦船シリーズ No.14 日本海軍 戦艦 大和 プラモデル 78014