第一回おおさかシネマフェスティバル

 2月3日、4、5日と三日間、おおさかシネマフェスティバルがあって、最終の日曜日に『メゾン・ド・ヒミコ』、『お父さんのバックドロップ』が上映され、ベストテン・日本映画、外国映画の発表があり、主演男優賞で表彰される藤竜也が来館予定とのこと。初日の今日、天気が良かったので、天満橋の図書館に寄り、大阪城公園を歩いて横断し京橋に出て地下鉄に乗り、大阪市鶴見区民センターまで足を伸ばし三隅研次監督の1963年制作『女系家族』を堪能しました。去年、テレビで40年前の大阪船場を東京に移し変えてテレビ放映されたのでしょう。『白い巨塔』といい山崎豊子は尚厳然と生きている。撮影は宮川一夫です。テレビの方は全く見ていなかったのですが、DVD化されていますね、勿論、四十年も経っていますので全く別の「女系家族」かも知れませんが、レンタルで観てみたいです。やはり大阪船場となると中村鴈治郎浪花千栄子は外せません。二日目の明日は1939年制作の『花つみ日記』で50年ぶりの上映ですって、15歳の高峰秀子が主役を演じる幻の映画で04年秋に東京国立近代美術フィルムセンターで復元上映されたもので、大阪の花街・宗右衛門町が舞台です。凄くそそられる映画で是非とも観たい。評論家の川本三郎さんも来館してトークをします。明日、感想をアップします。
女系家族 [DVD]女系家族 DVD-BOX女系家族〈上〉 (新潮文庫)女系家族〈下〉 (新潮文庫)