ロングテールの尻尾から付加価値が生まれる

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 leleleさん推奨のNHK特別番組『プラネット・アース』を楽しみました。こういう番組を見るとNHKだからこそ出来るというエールをおくりたくなります。気分が地球大になります。民放ではマネの出来ないNHKらしい付加価値がありますね、こういう番組を作れば、ナットクしますよ。付加価値と言えば、風の旅人さんが、連日、「ロングテール」について長文のエントリーをアップしている。
 ?『ウェブ進化論…』、 ?『…ウェブ進化論』はユーラシア旅行社の編集長としてのマニフェストとして読むことも出来る。
 最近、ニート問題の流れで僕の周辺でも働くことに関する考察、運動が、例えば『フリーターが語る渡り奉公人事情』 のワタリさんたちの問題提議は労働環境の益々の劣化に異議を申し立てているのですが、今回の研究会は大学の教職員の労働事情になっていますね。大きな長い目で見れば労働市場は世界市場の中で過酷に流動するでしょう。そのような流れの中で、風の旅人さんは一緒に働く人を熱い気持ちで求めている。

「恐竜の頭」と「ロングテール」、その二つの層は、そこで働く人や、それに関心を持つ人で、指向性も、思考特性も行動特性もまったく異なる。
 私は、「風の旅人」の制作においても、無限に広がる「ロングテール」をターゲットにしている。

 でも、風の旅人さんと違って、大概の人たちの「働く」ことについての考察が「恐竜の頭」しか念頭にない発想ではないかと気になっている。「ロングテール」の労働市場に果敢に挑戦すべきではないか、そんなことをプラネット・アースを見て、風の旅人さんのエントリーを読んで思いました。