本屋さんで働きたい人のために

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 本屋のほんねさんが連日、街の本屋の慢性的人手不足を訴えています。
http://d.hatena.ne.jp/chakichaki/20061025
http://d.hatena.ne.jp/chakichaki/20061026
 僕の身近にも大学を卒業して、まだ就職していないヤツがいる。就職場所がないと言うのですが、ここにあるじゃぁあないか、と思わず叫んでしまった。
 端から働く気なんてないと言えばまだ可愛げがあるのですが、ヘンな小理屈をこねくり回して、自分の今を正当化しようとする。ギャンブラーになる覚悟があるなら、それも別にいいと思う。でも働くより大変でしょう。
 しかし、面接の場でマニュアル本の通りにやれば好印象を持たれるとの観測は本当に甘いですね、風の旅人さんも書いていることですが、就職したい会社を知ることがまず最初になすべきことなのに、それをやらない連中が多すぎる。写真の売り込み一つにも「風の旅人のバックナンバー」を読んで分析し自分なりの言葉で「風の旅人」について未来を語ることが基本なのにそれがなされない。
 せめて、本屋に就職したいなら、本屋を知ろうとすることは当然でしょう。
http://d.hatena.ne.jp/kazetabi/20060928
 本屋のほんねさんのエントリーのコメントに
 「惚れたら相手のことをよく見て分析して落とす!!」と書いていましたが、その通りです。それに付加するなら生意気にも
「私が就職できたら、ここをこんな風にして直したい」みたいなことを言えば、面接官はカチンと来ても、まず採用するでしょう。面接官がオーナーであれば特に…。
 生意気でいいのです。可もなく不可もなしの優等生タイプは大企業や公務員はともかくも中小企業では敬遠される。という以前にそのような優等生タイプはそんな中小企業を敬遠してしまうでしょうが…。
 そのような考慮を埒外にして、手間隙かけた努力もしないで、「働く場所」がないと言って欲しくないものです。
 どちらにしろ、人手不足の中小企業は多いのです。僕のように60歳を越えると年齢制限がありますが、(と言うより働く気がないのですが…w)
まあ、団塊の世代以上の人は消費に専念して頑張って働かない方が社会貢献になるのだと思います。
 それ以下の人は働き口がありますよと声を大にして言いたいです。
 暴れん坊本屋さんは評判がいいですね、肌理の細かい取材をしたらしい。取次、本屋さんの裏現場にも足をはこんだということです。知り合いの取次人もどうしても大取次は悪役を振り当てられるが、このコミックそのものはとても面白かったと感心していました。そんな悪口を書きながら取次に乗り込むのですから作者は度胸もあるのでしょうね(笑)。
 どうも、昔から女は度胸、男は愛嬌アイロニーを込めて言っていましたが、どうやら、ベタに本当になりつつある。
 身近な女達は強かに社会に適応しているから、余計そんな風に感じます。
 
度胸は端からない、せめて愛嬌でもあればなんとかなるのですが、それもない、そりゃぁ、生きづらいでしょう。田口さんも度胸の人ですね。
 参照:暴れん坊本屋さん - ほわいそーしりあす::ヴァンガードメモ帳