自立分散投資

オンライン書店ビーケーワン:投資信託選びでいちばん知りたいこと
 もう申し込み〆切は終わったけれど、 自律分散システム・シンポジウム茂木健一郎『脳における偶有性の処理機構』(1月29日)、土屋和雄『自律分散システム”から”移動知”へ』(1月30日)の特別講演があるんですね。
 ミクシィ茂木健一郎コミュニティで知ったのですが、標題が「自律分散〜」なので、最近、分散投資モードになっているもんだから、「自立、分散〜」のことなのか、茂木さんの活動範囲が広いものだから、ひょっとして「脳における偶有性」と「投資における不確定要素」とのそれでも、売り買いの判断で立ち上がるもの(クオリアのようなもの)、その処理システムについて講演でもするのかなぁと、早とちりしました(笑)。
 勿論、そんなことはあり得ないもので、《自律性と協調性を軸とした新規なシステムを横断的に扱う生体,生物社会など自然界に存在する自律分散機構,自律分散システムの理論・方法論,実システムの実装例などに関する考察》などということです。
 今、投資の世界のキモは分散でしょう。自律分散システムもお金の世界も「分散」の根底にあるものは「最適化」だと思う。最適化ならば、システムとして立ち上げることが出来る。でも、最適化は外部からの情報入力によって変動するものであるし、次の一手はあくまで、システム化出来得ない「偶有性」であろう。そしてそのことはクオリアに繋がる。どちらにしろ、投資の世界も最後の一手は予知能力であろうけれど、最適化は数値化出来る、簡単に言えば文武両道です。