音声♪哥♪

 このところ、「声」のことが気になっている。ネットラジオをよく聴くようになったのかも知れないが、動画にしたところで、前日エントリーしたグレン・グールドの声もピアノの音以上に、気になってしまう。そう言えば、キースジャレットの唸り声も気になる。『小林秀雄講演CDボックス』を図書館で借りて、このところ、ず〜と、聴いていたのですが、合間に五代目古今亭志ん生の落語を聴いたりする。

第一集
文学の雑感(1)■タバコをやめた話■クスリについて■山桜の美しさ■大和魂■文章について■歴史と人生
文学の雑感(2)■日本の神■審美眼■物のあわれを知ること■自己を見つめる■大和心の意味■天皇のこと■無私を得る道■”科学する心”
第二集
信ずることと考えること(1)■ユリ・ゲラーの念力■ベルグソンの哲学 ■近代科学の方法 ■魂について■文学者・柳田国男
信ずることと考えること(2)■信じることと知ること■なぜ徒党を組むのか■質問の仕方■「考える」ということ■日本の神道■親と子■歴史は鏡■感受性は育つ
第三集
本居宣長(1)■「本居宣長」を刊行するまで■哲学者の文章■宣長は一人■プラトンパイドロスソクラテス宣長■人間の知恵
本居宣長(2)■学問の常識を忘れていないか■対話と自問自答■経験と創作■理想と空想と想像力■科学は万能にあらず■宣長にたどり着くまで
別巻一
現代思想について(1)■横町の隠居■年には功がある■合理的思想のバカらしさ■ユングの見た「これこそ老人」■精神と肉体の関係■ベルグソンフロイトの不朽の名著■娘がワニに食われた話■太陽は美しい■「人生」の考え方
現代思想について(2)■魂は存在している■なぜ哲学を勉強しないのか■いつか宣長を書こうと思っている■私の宗教観■女遊びよりもたのしい「学問」■教師は必ず「現れる」■直覚から分析へ
別巻二
随想二題 本居宣長をめぐって

 黒猫房主さんが、WEB評論誌『コーラ』を創刊したということで、さっそく記事を拝見しましたが、中原紀生さんの『哥とクオリア/ペルソナと哥 第1章 「クオリアとペルソナ」仮名序』は、歌/声/クオリア/ペルソナと僕にとっては難解な論考なんですが、興味あるキーワードが飛び石されている。何とか、僕なりにトレースしてみたい。たぶん、それは「もののあわれ」なんだろうけれど、だからと言って、僕は「もののあわれ」を知っているわけではない。「クオリア」もそうです。「哥」と「声」、「ペルソナ」なら、何とかアクセス出来そうな気がします。
 画像は山田池公園です。ここは一周すると、1200メートルで、ズルして、最近はやっとこさ、一周で、後は、あちこち、ジグザグしながら、座り込む。