今宵、フィツジェラルド劇場で



 『今宵、フィツジェラルド劇場で』を梅田テアトルで見ました。愉しい大人の映画で、ライブ感覚で時々声を出して笑っちゃいました。僕だけでは狭いホールなので、目立ちますが、三々五々と笑っていましたよ。
 このようなノリで、日本語版「今宵、フィツジェッルド劇場」はミュージカル仕立てで映画でも、舞台でも出来ますよね、
 由紀さおり安田祥子 姉妹に歌ってもらったりして、でもこの映画で僕がもっとも気に入ったのは司会役のギャリソン・キーラーです。日本だとすると、堺正章ですかね。気障なハードボイルドな保安員は石坂浩二、メリル・ストリーブの娘役は松浦亜弥、男性デュオには谷村新司堀内孝雄、歌い終えて天国へ行ってしまった老芸人には宝田明高田渡がぴったりだったんだが)とか、
 色々と勝手な想像が膨らみますが、天使(まあ、死に神とも言えるのですが)役には美輪明宏にやってもらって美輪さんにも歌ってもらう。面白いものが出来そうですね、ハイ。
 監督には市川 崑、92歳ですか…、