ブログ的書評なのかなぁ…、

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 bk1の書評はアマゾンと比べてアクセス数は天と地の差ほどあると思うけれど、偶に読むと、面白い記事(あえて書評と言わないで)がある。例えば本日の新着書評は17件ですが、こちらの三件はぶんぶん、名調子、迷調子と言うか、僕は良くも悪くも、愉しんだり、怒ったりしました。
 感情を刺激するものがあるのです。もし、ブログでかような物言いなら、炎上とはいかないでも、コメントカキコ、トラバの嵐になるだろうと予測出来る。bk1の書評は1600文字なので、時事コラムのようなノリで書けてしまうし、僕自身も、書評と言うより、僕の言いたいメッセージが先にあり、そのメッセージを強化するネタとして書評本を利用する、そんな振る舞いが多分にあります。でも、そのような書評でも受け入れてくれるどころか、結構評価してくれるbk1書評の面白さがあると思う。こんな書評があってもいいではないかというのが僕の感想です。
 僕自身もブログでは書けないけれど、投稿書評なら書けるというのがあります。
 【本日の書評の参照】
斎藤美奈子著『それってどうなの主義』♪「このタイトルだけで人が寄ってきます。すばらしいセンス。斎藤の主張はある世代特有のものなんですが、右傾化をしている今の日本人には、非国民と受けとられるかも」(評者みーちゃん)
田中角栄著『日本列島改造論』♪「イナカモノのおねだりはもう沢山。東京の金は東京で使う。口惜しかったら、東京へ来い!」(評者塩津計)
義家弘介著『ヤンキー先生の子供がわからない親たちへ 』♪「著者の経歴をどうして肯定的に評価できるでしょうか?」(評者バントでホームラン)
 読んでいると、評者さんでも色々な人がいるんだなぁと驚いてしまう。マスメディアでのプロの書評は特に時事ネタは、似たような予定調和で落としているのに、これらの評者さんたちは、そんな姑息な営業的予定調和はなく、ある種、潔さがあります。
 僕の立ち位置とまるっきり違っていても、読んでいて「感情」の部分まで接続してくるのは、評者さんに「切実さ」を感じるからでしょうか。そのような濃度で、ほぼ、毎日、1600文字をアップしている。このエネルギーに脱帽ですよ。
 偶々今日だけでもかような投稿書評にスパークするわけですから、とてもじゃあないけれど、毎日読み手としてロムするのは大変と言うのもあります。(笑)